昨日、大阪・堺筋本町でゼー六のアイスクリームを食べたあと、お目当ての「β本町橋」
という先月末に完成した施設に伺った。
この地域には、大川(旧淀川)から土佐堀川から上流部で南へ分かれて、
中央区の船場や島之内を流れる全長約3kmの運河・東横堀川がある。
西へ向きを変え下流は道頓堀川である。その東横堀川は大阪城の外堀として開削された
大阪で一番古い堀川で阪神高速道路の下を流れている。
2006年に東横堀川の周辺の環境を良くしようと発足されたのが「東横堀川水辺再生協議会(e-よこ会)」。
筆者もその創設メンバーとして長い間お手伝いをさせていただいた。(10年前にこの地を離れたので活動はノータッチに)
そのe-よこ会の地道な活動が実り、このたび、「遊ぶ」「学ぶ」「働く」「暮らす」こ
との可能性を広げるための施設「β本町橋」が完成し先月28日にオープンセレモニーが行われた。
施設を紹介する前に、これまでのすべての活動のベースになっている「e-よ
こ会」を少し振り返ると、当時は東横堀川の東側にある大阪商工会議所地域振興部が
水辺周辺の地域活性化を図るために地元の人や企業に声をかけてスタートした。
その活動の一端である東横堀川にかかる橋の掃除は、現在も周辺の人たちが参集し定期的に行われているようだ。
私が参加していた頃のことだが、平野橋、本町橋の橋洗いやグリーンポットを持ち込んで花植えなどしていた。
東横堀川の上には阪神高速道路が走り、橋の中央あたりは雨がしのげるので、
当時は路上生活者のたまり場になっていた。そこにはやはり悪臭やゴミが集中していた。
市との連携で月一回の清掃活動が徐々に実を結んでいった。とくに橋の環境整備には力を注いでいた。
ときには大掛かりな橋洗いも行った。総勢40名くらいの方たちが土曜日にも関わらず自主的に参加。
ボランティアで参加していただいた消防士さんたちによるホースでの橋洗浄を行ったことも記憶している。
シリーズⅡにつづく
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