ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

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存在感を示す法隆寺の霹靂木 【奈良の古刹めぐりー法隆寺VIIー】

2023-09-11 22:18:55 | 雑感

晩夏から初秋にかけ雷がよく発生する。天からの雷鳴と電光がはしる。電光が地上を突き刺す瞬間をたまに見ることがある。落雷の瞬間である。

 

落雷が木に落ちるといのはよく聞く。木が裂け抉れている映像をみる。むかしから落雷があった木を「霹靂木(へきれきぼく)」というらしい。この霹靂木から「晴天の霹靂」という言葉が生まれたのかも、定かではないが。

天からの光によって破壊された木にもかかわらず「霊木」といわれ神が宿る木の代名詞になった。

 

法隆寺を訪れた際に、中門の東側で長い時を経たと思われる巨木をがある。根元から幹が抉れている。いくつかの木が重なり捻れあい巨木に成長した跡が観てとれる。それでもまだ生き続けている。

 

「この木は樹齢500年くらいだと思うよ。観ての通り、中が抉られているでしょ、これは雷が落ちた跡」と、庭園を管理している人が繁々と眺める私に説明してくださった。

 

いまでは法隆寺の霹靂木として存在感を示し見守り続けている。

 

 

 

 

 

 

 

 

リポート&写真/   渡邉雄二

 

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