今年の2月に、第4回尾道映画祭が行われた。そのタイトルが「大林宣彦監督 追悼 第4回尾道映画祭2021」だった。
一昨年に生涯の幕を下ろした、尾道出身の映画監督 大林宣彦監督の遺作となった『海辺の映画館-キネマの玉手箱』と、
代表作である「尾道三部作」が特集上映された。
その記憶が覚めやらないうちに第5回が2022年2月26日(土)、27日(日)の両日開催される。
年々盛り上がりをみせ、注目される映画祭へ発展している。
その第5回尾道映画祭のプレイベントが、12月24、25、26日の3日間、
尾道~因島~瀬戸田をつなぐしまなみ映画キャラバンとして開催される。
2021年は、尾道市の平成大合弁15周年で、その記念すべき年の最後を飾るイベントとしてそれぞれの会場で行われる。
最後に上映されるのは、やはり映画の街 尾道。締めくくるのは「東京物語」。
スペシャルゲストに脳科学者茂木健一郎氏を迎えてトークショーが行われる。
初日は瀬戸田のベル・カントホールで、
アニメーション映画「グリンチ」、「男はつらいよ」、「戦場のメリークリスマス」。
2日目は、因島の芸予文化情報センターで「時をかける少女(アニメ版)」と「海賊と呼ばれた男」。
そして最終日、尾道へとバトンがつながれる。
私は、アニメメーション以外の映画はすべて鑑賞している。
素晴らしい作品ばかりで心が高鳴るが、やはり、その中でも「東京物語」は数回観ている。
世代的な共感度が高いというのもあるが、なんといっても故笠智衆さんの演技は忘れられない。
このプレイベントは子供から大人まで、まさに老若男女が楽しめる映画が上映される。
このプレイベントを起爆剤に、来年の第5回映画祭の成功へつなげてほしいものである。
リポート/ 渡邉雄二(尾道映画祭情報参照) チラシ/ 尾道映画祭のFBより転載
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