一昨日、自宅から駅まで歩いているとギンナンの独特のあの臭いが鼻を刺した。歩道に数個ギンナンの殻が割れているのを見つけた。これだけでも鼻を刺すほどの臭いを感じる。歩道に落ちているということは、歩道に植樹されているのは「銀杏の木」ということである。見上げると、ギンナンの実がイチョウの葉に隠れるように密集していた。
落ちているのはよく見るが、木に数珠つなぎで群生しているのを見るのは初めてである。ブドウのようでもあり、サクランボのようにも見える。街路樹としては一種独特の雰囲気を感じさせる。
隣の木を見上げると実は一切ついてない。なぜなんだろう? という疑問がわいた。帰って調べてみると、銀杏の木には雄と雌の木があり、雌の木だけ実をつけるとあった。実をつけるのが雌の木で、近くに雄の木がなければ実がならない。至極当然である。
雄の木は1本の枝軸におしべが房状ににつき春に花粉を出す。風によって花粉が飛び雌の木に受粉し実を結ぶという。ちなみに、雄の木の枝は上に伸びていくが、雌の木は下向きに枝が垂れ下がっていくとのことだった。
この道は、これから「銀杏ロード」から「黄葉ロード」へと移ろいでゆく。改めて風景を楽しんでみたいと思った。
リポート&写真/ 渡邉雄二
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