ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

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闘茶は、おもしろい。

2018-11-15 18:24:07 | 一茶庵「易社」
11月3日は文化の日。数年前、文化の日にあわせ大阪 北浜のにある漆黒壁の小西邸で行われた「一茶庵・易社煎茶会」を回想した。
文人茶 一茶庵ならではの趣向で「闘茶」なるものをご参加頂いた皆様と一緒に楽しませてもらった。闘茶というのはお茶の品評会である。その昔、中国では皇帝に献上するために品評会が行われていた。日本にお茶が入り、南北朝、室町時代には金品を賭け楽しんでいたという記述もある。
その名残が、品茶として茶の湯や煎茶にも伝わっているようだ。一茶庵では、いまも稽古の一環として文人の遊び心を体験する闘茶をしている。

試煎として「玉露」「煎茶」「雁がね」の3種類を順次淹れた。4煎目で、この3種類の中の1つを淹れ、試煎した3種類のうちどのお茶と同じものだったかを当てるというもの。
このとき、当った方は4席トータルで半分くらい。意外と少なかったようである。淹れる合間で亭主が闘茶の話、お軸の話、小西邸の話など、茶々を入れるのでどのお茶がどんな味だったかが分からなくなってしまう。これもお遊びの趣向である。参加されたみなさんと一緒になって楽しめたら、というのが一茶庵 易社の煎茶会である。

先日、あるところで「玉露」を楽しむ機会があった。喉をくだる量はないが、玉露の美味さを堪能することができた。一茶庵で稽古させていただいているおかげでお茶を楽しめるようになった。







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