例年この時期になると西宮神社に参拝する。その楽しみが拝殿の正面にある「神池(しんいけ)」を散策すること。そこにハナショウブが紫の大輪を広げ、水辺をしっとりと彩っている。その風景を眺めるのが好きなのである。
石に腰を掛けさせていただきハナショウブの花を眺めていると、花は違えど、尾形光琳の、金地の六曲一双屏風に濃淡の群青と緑青によって鮮烈に描きだされた燕子花(かきつばた)の群生図が浮かぶ。
水辺に咲くハナショウブと燕子花は異なる植物である。水辺に生息するのは同じだが、見分けがつかないほどよく似ている。
水辺に咲くハナショウブは、燕子花図の完成された美しさとはまた違うが、神池の彩りある自然の風景の中で美しいハーモニーを奏でている。
尾形光琳の「燕子花図」
リポート&写真/ 渡邉雄二 尾形光琳の燕子花図の写真/ ネットフリー画像より
#西宮神社 #神池 #ハナショウブ #紫の花 #燕子花 #尾形光琳の燕子花図 #ハーモニーを奏でる #彩ある風景
#尾道 #尾道観光 #尾道千光寺 #尾道文化紀行 #尾道観光大志 #仏画曼荼羅アート #佛日寺 #福泉寺 #渡邉雄二 #心と体のなごみブログ #ライブインテリジェンスアカデミー
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます