古ーいMR2のはなし

黒バンパー初期型AW11

代車

2015-11-19 20:37:33 | 
AW11が車検のため代車に乗っています。ハイトではない最新の軽です。
雑誌などでは高い評価をされていて、自分も発売すぐにカタログを取り寄せていて
久しぶりに欲しいと思える新車が出たと思っていました。

結論から言うと一気に冷めました。
ハード的には多分イイ線を行っていると思います。とはいえ車幅に対して長い感じがするので
狭い路地を曲がるとき内厘差に多少神経を使います、がまあ許します。
後方視界が悪いけどバックミラーである程度カバーできそうなので我慢します。
室内の薄暗い閉塞感はこれまた我慢します。
スカスカで潤いの無い回転のエンジンも害は無いので別にイイです。
薄くて雑なパワステの手ごたえもカングーやAWと比較しなければ我慢できます。

でも、太いAピラー。ダメです。この手のぶっといAピラーは10年以上前から出始めているのに
断面の工夫(視界を確保すべく)がほとんどされていないように見えます。
これがミラーのマウントと相まってかなりの死角をつくっています。
体動かせばいいじゃん、というのは、前方と側面の安全確認を目を動かすだけでOKだった
Aピラーが細いフェンダーミラーの昭和の車を知っている身としては受け入れ難いです。
このせいで他の気になる部分を我慢・妥協することも出来なくなりました。

元々は「衝突安全のため」らしいですが、それ以降工夫されたAピラーの車が発売されているにもかかわらず
何で最新がこんな処理なんでしょうか。疑問です。
幅狭な車体に一昔前の普通車と同じくらいの太さのAピラーは相対的にそれ以上の太さを感じさせます。

ある程度の遠乗りは問題無くこなせそうな感じは車から伝わってくるものの、そもそもそれ自体
維持費以外の軽自動車の良さを自己否定していないか?と思います。下駄感覚が薄れているというか。
今や軽自動車は「2台目だから極力安くあげる」から、普通車に代わるファーストカーのウエイトが
増えていると実感せずにいられない体験です。


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