ATF交換の間に借りたのが画像の車、プジョー306。
当時新車を検討しながら、なぜか中古のジェミニイルムシャーも探していて、
プジョーの商談予約を入れようとした日にカーセンサーで
ジェミニを見つけるという巡り合わせで断念した思い出の車で
もはや旧車の域に入りつつあるのでまさか乗れるとは思わなかった。
走り出すと思いの外しっかりしていながらイイ感じの古臭さがあった。
ルノーより少し小径な革巻きハンドルの手触り、
細めのピラー形状、
現代と違うデザイン傾向のインパネ、
特にインパネはカタログで飽きるほど見て脳に焼き付いてるので
実物と向き合うと何とも不思議な、妙な共感がある。
カーブをなぞる姿勢はすごくキレイ。エナジーセイバーだからかな?
少し荒れたアスファルトを通過すると想像以上にブルブルした。
これが90‘sオープンカーの剛性感か。なんか愛おしい。
しばらく走りながら、気持ちが優雅になってる事に気がついた。
「人生はプジョーを楽しむためにある」
当時のCMは秀逸だったんだね。
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