一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

28   山風は山にかへりぬ夜長酒    五千石

2010年10月08日 | 

彼岸も過ぎると、昼夜が逆転し次第に夜が長くなる。酒も温め酒となり夜長を楽しむ。友と俳句談義に花が咲き、男だけの夜長の夜が更けて行く。

ふと気付くと、先ほどまでの山風が止んでいる。たぶん、それを山に帰ったと表現したのだろう

白熱した俳句談義も一服し、そろそろお開きにしようか。山風も帰ったことだし・・・・・

2,3合飲むとすぐ寝てしまう私には、作れそうで作れない、酒好きの、かつ酒豪らしい一句だ。


コメント
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