一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

35   秋寒や寝台列車煌々と    野里女

2010年10月15日 | 

今年は、世界最高の賞と言われているノーベル賞を、二人の日本人が受賞して、日本中喜びに湧きかえっている。

だが、ちょっと待てよ。

ノーベルは、ダイナマイトを発明し、武器製造で巨万の富を得た人物ではないのか?
ノーベルの発明のために、つまり爆薬のために一体何人が死んだか、考えてみよう。
おそらく、1億人を超えるのではないか?

ノーベル賞を貰って、そんなに手放しで喜んでいていいのか?

乗り物では、
牛車・馬車・駕籠・自動車・汽車・電車・新幹線・リニアモーターカー・ジェット機・宇宙船まで、人間の探究心は、終わりを知らない。
人類は、あってもなくてもいいようなものを随分と作りだしたものだ。

さて、空の乗り物のお陰で、寝台列車も姿を消しつつある。

しかし、乗っても見送っても、寝台列車には独特の雰囲気と香りと郷愁がある。

コメント
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