一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

39   秋高し托鉢僧の白き足   豊春

2010年10月19日 | 

三島市沢地には、臨済宗妙心寺派の円通山龍沢寺がある。開祖は白隠禅師。


山本玄峰老師が太平洋戦争終結にあたって、内閣総理大臣鈴木貫太郎に『耐え難きを耐え忍び難きを忍び・・・・』と提言したことでも有名である。

 

先々代の中川宗淵老師は、俳句も堪能だった。

 

さて、熱海にも龍沢寺から修行中の托鉢僧がやってくる。その僧の巻いた白い脚半と秋高しがマッチして、実に爽やかな光景である。

 

龍沢寺では、毎年11月23日に「観楓祭」という行事があり、寺所蔵の掛軸などが虫干しを兼ねて一般に公開されている。また、裏山では野点の席が設けられ、紅葉の見物を兼ねて多くの参拝者が訪れる。

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