一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

52     餌台に貴賎強弱小鳥来る

2010年11月01日 | 

日本の鳥で一番嫌われているのは、たぶんヒヨドリであろう。字が「鵯」で卑しいという字が付けられているからだ。

 

餌台に蜜柑などを置いておくと鵯は、自分は腹一杯のくせに見張りをして、メジロなどの他の小鳥が近づくと追い払い、食べさせないのだ。正に「卑しい」がピッタリなのである。

 

ヒマワリの種を置いておくと、ヤマガラ(山雀)やシジュウカラ(四十雀)がやってくる。可愛い顔をしているが、相手を威嚇する時の形相は、すごいのだ。
私にはよく分からないが、どうやら小鳥社会には厳しい序列があるようなのだ。

 

又最近は、ガビチョウ(画眉鳥)、ソウシチョウ(相思鳥)など、外来種が増えて、食べにやってくる。

日本の野鳥界も、様変わりのこの頃である。


コメント
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