一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

75   木枯へピカソの顔が館を出づ

2010年11月25日 | 

 

箱根彫刻の森美術館の中にピカソ館がある。

  

行ったのは、20年以上も前のことで、紅葉狩に数人で行ったのだと思う。しかし、誰とだったかは全く覚えていない。しかし、この句だけは確かに記憶している。 

 

ピカソを見終わり、美術館の玄関を出て、振り返った時に浮かんだ句だ。すぐメモをしたと思う。自分の顔が、ピカソの絵のように寒さで歪んでいたら、面白かろう。いい句ができたと自己満足した。

  

こういうことはよくあることで、句作の楽しみではある。しかし、後でよく見直してみると、駄作のことがほとんどだ。

  

特に、深夜思いついた句は、朝見ると一体この句のどこが良いのか、自分の愚かさに恥じ入ってしまうこともよくある。 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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