一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

冬蝶の日溜まりにさへ留まらず

2010年11月16日 | 

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最近の日中の最高気温は178度。最低気温は、10度を割ることもある。

 

元気のないカマキリを網戸やドアノブなどに見かけるようになった。いわゆる枯蟷螂だ。熊ん蜂や蛾は、まだまだ活動している。

 

昨日は、薪を割っていたら、種類は分からないが蝶がやって来た。しばらく漂っていたが、あわただしく消えてしまった。一瞬の出来事だった。

 

私は、薪割りの手を休めた。そして思った「あの蝶は、今年のお別れに現れたのではないのか」と。嬉しくもあったが、やはり淋しい。

 

これからは、毎日がお別れの日々なのである。こういう感傷に浸るのも、晩秋というか、初冬の特徴だ。

 

 

 

コメント (2)
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