一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

可笑しがり蒲団が床にずり落ちそう

2010年11月19日 | 

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前回のブログに対して、「淫ら」というコメントをいただきました。有難うございます。ここで、へそ曲がりの私の好奇心がむずむず致します。

 

過去を振り返ってみますと、いくつか「淫ら」な俳句が記憶に残っております。掲句もその一つです。解説する必要はないでしょう。

 

特筆すべきは、この句が「ホトトギス」の巻頭になったということです。当時「俳句=ホトトギス」と言われたり、虚子が「俳句界の天皇」と言われていたそうですから、その影響力は絶大だったと思われます。

花鳥諷詠」「客観写生」を掲げる虚子の「ホトトギス」の巻頭に、この句が掲げられたのです。読者の驚きが目に浮かびますね。きっと虚子の遊び心が選ばせたのでしょう。 

 

このことは確か、どこかの俳句雑誌の記事で読みました。角川かもしれない。筆者は、今でもご存命で俳句結社を主宰している方かもしれない。とにかく筆者は、この句に相当のショックを受けたそうです。

 


コメント (2)
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