一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

304   一六七未央柳の蕊の数

2011年07月12日 | 

(167 びようやなぎの しべのかず)

 

初めて未央柳(美容柳)を見た時の感動は、忘れられない。長い雄蕊が特に印象的だった。そこで、当然思うのが、雄蕊の数。「一体、何本あるのだろうか」そして、数えたら167本あったのだ。

 

 

「なんだ、それだけのこと?」

 

そう、それだけのことなんです。俳句と言えないような俳句ですが、しかし、私にとっては、かけがえのない経験として、死ぬまで脳裏に記憶されていることでしょう。そして、この句を見るたびに、鮮明な映像が彷彿としてくることでしょう。

 

ノブドウ(野葡萄)の花

 

コメント
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