一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

310   生きること斯くも面倒くさき夏

2011年07月18日 | 

(いきること かくもめんどう くさきなつ)

 

 昨日、90才の御老人に「お元気ですね」と申し上げたら、「この年になると、重りを背負っているようで、生きているのも楽じゃないよ」とおっしゃられた。

 

 更にこの夏も、うだるような何という暑さ。今年は、節電が求められ、コンクリートジャングルに住む人々にとっては、苦難の夏になっている。各地で35度を越えている。

 

 また、天気予報、紫外線予報、洗濯指数、花粉予報など多すぎる予報に、更に放射線予報と電力予報が加わった。

 

「いやあ、若くても生きていたくない、と思うことはありますよ。とにかく今日は、一日何もしないで木陰で寝ていよう」

 

「それがいい、それがいい」

 

ガクアジサイ(額紫陽花)

 

コメント
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