一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

322 笛太鼓山車は昂りふと孤独

2011年07月30日 | 

   (ふえ・たいこ・だしはたかぶり・ふとこどく)  

自分の子供時代の性格の特徴は、4人兄弟の末っ子の長男で甘やかされたせいか、わがままで自己中心的。従って、集団の中で常に孤立しており、孤独感が強かった、と思う。 

同級生に聞くと、「そんなことはなかった」と言ってくれるのだが。まあ、よくある自意識過剰だったのかもしれない。 

そんな気分を俳句にすると、掲句になる。

 

  今でも、祭りや花火、野球場やコンサート、学校など人がたくさん集まるところは、あまり好きではない。逆に当然のことながら、俳句のように独りでもできるところが居心地が良い。

 

 ということは、今までずーっと卑下していた自分の性格が、陶芸や俳句を選ばせ、30年以上も続けさせている、ということか。そういう意味では、自分の性格に卑下どころか、感謝しなければいけないのかもしれない。 

ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)、別名アメリカヤマゴボウ

コメント
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