一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1126   料亭の味もはや倦む三日かな  恭子

2014年01月03日 | 新年

 三日間も料亭で食事をしたら、嫌になるに違いない。ましてや、正月の高価な特別料理など、見ただけで食欲がなくなってしまう。

旅に出て毎日、一時に並べられた旅館料理を見たら、うんざりするに決まっている。宿泊は素泊まりのホテルにして、街のはやっている居酒屋あたりで一杯やるのが一番だ。

 昨年、高級ホテルの食品偽装が話題になったが、経営者側から料理人への圧力が強いのだろうと思われる。料理人が偽装をしたいはずはないからだ。

いづれにしても、利益や名声に血眼になり、ブランド名やミシュランに載っているかどうかなどに一喜一憂しているから、良心を失い偽装にまで発展するのだ。

コメント
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