一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1140   寒の海一メートルの月出づる

2014年01月17日 | 

 昨日は、新暦の1月16日。旧暦の12月16日。ほぼ満月で、正に触るるばかりの月が水平線から上がって来た。上がりきってしばらくしてから「あの月、直径何センチに見える?」と、突然ある女が皆に言った。

 「月の直径はおよそ数千キロで、距離は数十万キロ離れているから、小さく見えるし、月の出の時大きく見えたり、空の真上で小さく見えたりするのは、大気によって光の屈折率が変化するからだし・・・・・」と言っている私は、全く無視されてしまった。

「三センチ!」「何言ってるんだ、50センチはあるよ」「私には1メートルに見えるわ」「いやー、15センチぐらいだ」

面白がって答えるみんなの数字の違いに驚き、一変に私の興味が移った。「彼らは一体、何を基準に答えているのだろうか」という問題である。

日頃、寸法に関わる仕事をしている例えば設計士のような人は、どう答えるだろうか。大きく答える人と小さく答える人と、性格的違いがあるのではないか。

 ところが、ここにいる10人の間では、性別や年齢の問題でも、性格の問題でも、職業の問題でもなさそうで、共通点を見つけたり分類はできそうもなかった。

これは、全国的に呼びかけて、データーを集める以外ない、という結論に達した。

そこでお願いですが、明日海から上がる月を見る会を催し、何センチに見えるか、なるべく沢山のデータを送ってください。是非是非お願い致します。

 

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