「平成歌謡塾」にユッキーこと大黒裕貴がゲスト出演し、新曲『夕月みなと』を唄った。前作『越冬平野』では初めての和服姿だったが、今回は自分でデザインしたという白のミニのドレスで、アイドル歌手のようないでたちだ。
『越冬平野』より『夕月みなと』のほうがより本格演歌の感じなのだが、衣装が一見ミスマッチに思えるところが新鮮で面白い。
ユッキーの歌唱力は相当なものだと思うのだが、どちらかというとポップスに向いた声質であり、歌い方のような気がする。だから今度の曲も聴いていて何となく不安定な感覚にとらわれる。それでは失敗作かといえばさにあらず。その不安定さがこの曲の内容に妙にマッチしていて、すごく印象的に仕上がっている。
新しい感覚の演歌の出現、これこそユッキーの真骨頂とまでいうとほめすぎか。聴くたびに私の評価としては高まっていくのは確かだ。
『越冬平野』より『夕月みなと』のほうがより本格演歌の感じなのだが、衣装が一見ミスマッチに思えるところが新鮮で面白い。
ユッキーの歌唱力は相当なものだと思うのだが、どちらかというとポップスに向いた声質であり、歌い方のような気がする。だから今度の曲も聴いていて何となく不安定な感覚にとらわれる。それでは失敗作かといえばさにあらず。その不安定さがこの曲の内容に妙にマッチしていて、すごく印象的に仕上がっている。
新しい感覚の演歌の出現、これこそユッキーの真骨頂とまでいうとほめすぎか。聴くたびに私の評価としては高まっていくのは確かだ。