「NHK歌謡コンサート」の若手歌手応援コーナーは、たいてい2週目の出来があまりよくないと前に書いた。それで19日の大沢桃子に注目していた。さて結果は・・・ 立派な及第点である。堂々とした歌唱であった。NHKホールの雰囲気にのまれることなく、自分なりの持ち味を出せたように思う。
そしてその前、6分間にわたる熱唱の門倉有希の「景子」について。私は歌謡曲というものは日常的には、そもそも気軽に楽しむものと思っているので、こういう傾向の曲はちょっと疲れるなといった印象をまず持ってしまう。島津亜矢の「帰らんちゃよか」を聴いたときもそうだった。でもどちらも聴いているうちに、知らず知らず歌の世界に引き込まれていくような感がある。それは歌手にそれだけの力量があることの証左なのだろう。
また、この曲は大阪弁を駆使した歌詞が、物語の迫真性を高めている。ちょうど「帰らんちゃよか」での熊本弁がそうであるように。
そしてその前、6分間にわたる熱唱の門倉有希の「景子」について。私は歌謡曲というものは日常的には、そもそも気軽に楽しむものと思っているので、こういう傾向の曲はちょっと疲れるなといった印象をまず持ってしまう。島津亜矢の「帰らんちゃよか」を聴いたときもそうだった。でもどちらも聴いているうちに、知らず知らず歌の世界に引き込まれていくような感がある。それは歌手にそれだけの力量があることの証左なのだろう。
また、この曲は大阪弁を駆使した歌詞が、物語の迫真性を高めている。ちょうど「帰らんちゃよか」での熊本弁がそうであるように。