♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

ひるの歌謡曲

2005年08月05日 | 演歌・歌謡曲
「ひるの歌謡曲」は山口ひろみのマイセレクション。
山口ひろみといえば、私は平成15年6月のNHK歌謡コンサートの新人特集で初めて知ったのだが、このときは既にデビューから1年が過ぎていたわけだ。あのときは、まずカバー曲で『道頓堀人情』を唄ったときに、横にいた先輩ゲストの神野美伽が涙ぐんでいたのが印象に残っている。小柄な体をいっぱいに使って、いわゆる「ど演歌」をパワフルに唄う彼女の姿には感動を誘うものがある。
番組の冒頭で彼女が語っていた母親にまつわる話も、まるでドラマの筋書きのようだった。
はじめの3曲、美空ひばり『芸道一代』、北島三郎『竹』、松原のぶえ『演歌みち』は、なるほどと思うものばかりだが、好きな曲としてチャゲ&飛鳥『終章(エピローグ)』、島田歌穂『オン・マイ・オウン』をあげたのは、彼女のイメージからすると意外な感じで興味深かった。
そして持ち歌3曲が、『いぶし銀』『女の夜雨』『一世一代』だった。シングルを4枚出しているにもかかわらず、『いぶし銀』のカップリング『女の夜雨』が入っているが、これはすごく評判がいいからと彼女が説明していた。この曲は、しっとりとした情感ただよう演歌で、なかなかうまく唄っている。今後こういうタイプの曲も出せばいいと思う。

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