♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

ひるの歌謡曲・小林幸子

2005年08月17日 | 演歌・歌謡曲
きょうは「ひるの歌謡曲」もとどこおりなく放送された。きのうの前川清が飛んでしまって、図らずも紅白で衣装対決なるものをくり返した相手の美川憲一の次に小林幸子が来ることになった。
小林幸子といえば、きょうの放送で永井裕子が紹介していたとおり、10歳でデビューしている。当時は天才少女ともてはやされ、美空ひばり二世とも称されたが、その後は鳴かず飛ばずで、『おもいで酒』で一気にブレイクする。そしてその後は、ユニークなキャラクターを生かして人気を固め、『雪椿』という名曲を持ち得たのが大きかった。何かと歌以外で話題になることも多い彼女だが、じっくり聴いてみれば、非常に表現力にすぐれた歌手であることを実感する。

『雪椿』をあらためて聴いて、この曲は星野哲郎氏の歌詞が特に優れていて、それが大ヒットの大きな要因だったと感じた。冒頭の「やさしさと かいしょのなさが 裏と表についている」からしてもう最高である。
昭和歌謡史のラストを飾る名曲であり、平成15年4月には、新潟県加茂市にある加茂山公園に、この曲の歌碑ができている。

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