普天間かおり

きのうからきょうにかけて、地域の行事のため多忙で、ゆっくり歌を聴いている余裕もあまりなかった。そこできょうは、今週の「ひるの歌謡曲」を担当する普天間かおりのことをコメントしておきたい。

私は彼女の生歌を、昨年１０月のレインボーコンサートで聴いている。観客は年配の演歌ファンがほとんどだったので、彼女のステージは声援は飛ばないし、ペンライトは揺れず、拍手も少なめという、気の毒な状況だった。当日は、あさみちゆき、みずき舞といった歌謡曲系の歌手も出演していたのだが、それでもやはり普天間かおりは異質という感じがした。
私は『祈り』はあまり好きではないが、当日彼女が唄ったメジャーデビュー曲の『髪なんか切ったりしない』はいい曲だと思った。
そして、新曲『泣けないラプソディー』は、先日「歌謡スクランブル」で聴き、微妙な女性の心理をファルセットを効果的に用いて表現した、味わい深い曲だと思った。
今週の「ひるの歌謡曲」では、毎日ラストにこの曲がかかる。