♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

永井裕子のマイセレクション

2005年08月19日 | 演歌・歌謡曲
「ひるの歌謡曲」は、永井裕子のマイセレクション。永井裕子を初めて知ったのは、一昨年6月のNHK歌謡コンサート新人特集に、あさみちゆき、山口ひろみ、星野小百合、ヤン・チェン、楠木あやと共に出演したときである。当時はデビューしたての歌手かと思ったが、実はその時点ですでにデビューから3年経過していたのだった。

やはり歌好きの母の影響が大きかったという彼女は、わずか3歳でカラオケ大会に出て、小柳ルミ子の『お久しぶりね』を唄ったとのことだが、さぞおませなちびっ子だったろうと想像できる。
彼女がBS勝ち抜き歌謡選手権で唄った曲の高村典子『夕焼け列車』、そして四方章人氏にレッスンを受けた曲の中村美律子『華になれ』はどちらも初めて聴く。2曲ともパワフルな演歌で、なるほどという感じがする。
その反面、好きな曲として彼女が選んだのは、スマップ『$10』、広瀬香美『ディア・・・アゲイン』、江利チエミ『テネシー・ワルツ』と、演歌がないのは面白い。

持ち歌3曲は、『愛のさくら記念日』『菜の花情歌』『さすらい海峡』だった。
70年代のアイドル歌謡ポップスを思わせるデビュー曲の『愛のさくら記念日』と、本格演歌の『菜の花情歌』を聴き比べると、えらく感じが違い、同じ歌手に思えない。『さすらい海峡』や前作『旅路の女』はカラオケファンを意識してか、覚えやすく作られているようで、彼女の実力からすればやや物足らない気がしないでもない。
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