
農園にはナスビの花が咲いている。「茄子紺」という言葉があるように、実はつややかで美しい色をしている、温床から育てた茄子苗、6月の気候になり、露地栽培で元気をましてくる、実の茄子紺に比して花は薄紫である、「葉の紺に染まりて薄し茄子の花」高浜虚子 (色にポイントをしぼり、茄子の花を活写、)茄子には無駄花がないという、これから秋ナスまで実を付けてくれる、水やりを心掛けていきたい。また、瓜の花、<瓜には真桑瓜・越瓜・胡瓜・南瓜などを含めて広く瓜の仲間をいう、> は成長が早く、花が終わったかと思うと、すぐに実の部分がふくらんでくる、いずれも花は黄色い。「美濃を出て知る人まれや瓜の花」支考 (美濃ではよく知られた人の感慨、ひっそりと咲く花の思いを重ねる、)<日本の歳時記より><いわどの山荘主人>





<茄子の花・7:04>

<同上 7:07>

<茄子の花と茄子紺 7:23>

<胡瓜の雌花 7:12>

<ズッキーニ、南瓜の仲間 7:20>
