どんよりした雨雲が少し切れて、やや明るくなってきた梅雨のあさ、となりの庭の片隅で梔子(くちなし)がほんのりと香りを漂わせている、その甘い匂いと、純白の花の純真さはどこか可憐な乙女を思わせる。黄味をおび、茶色がかった古いのもあったが純白をもとめての農園からの帰り道、その甘い香りをかきながら、青年のころの思いにひたった。「薄月夜花くちなしの匂いけり」正岡子規 (ほの明るい月夜の花、そういえば昼より夜のほうが匂いが強く感じられる、)<日本の歳時記より><いわどの山荘主人>
<となりの垣根のくちなしの花 8:46>
<同 8:46>
<同 8:39>
<同 8:39>
<同 8:39>
<となりの垣根のくちなしの花 8:46>
<同 8:46>
<同 8:39>
<同 8:39>
<同 8:39>