川ちゃん農園だより 樹齢700年といわれる黄大銀杏と坂東十番札所岩殿観音本堂

農家の遊休土地をお借りしてはじめたものです。カメラも趣味ですので四季の移り変わりを記録して行きたいと思います。
  

皆既月食・月の天体ショウ

2014-10-09 10:11:19 | 季節のたより
太陽と地球と月が一直線に並ぶとき、<つまり、満月のときだけ起こる> 皆既月食現象です。
 昨夜の皆既月食、天候にめぐまれて、3時間半の待ちの撮影となった。TVのニュウスや国立天文台などの資料で下準備は済ませている。
 早や夕飯をすませ、望遠レンズにコンバーターをセットし、600mmとする。
 日の入りは17:16分、月の出は17:08分既に月はでている。
 <6:30>
 カメラを担いで表にでる。暗くなりはじめる、と東に月齢13.6の中潮の月、満月に近い月が赤く輝いている、左斜め下より欠けはじめたようである、
 遊休田脇のフラワーガーデン前に陣取る。三脚を立てる、最初はプログラム自動露出で撮る、月の輪郭が旨くおさまらない、マニュアル露出に変える、距離 ∞、絞り8又は11にしてシャッターを抑えてみた。
月明かり、明るさを抑えた露出補正、マイナス補正10位 反射の度合いで調整する。
 部分食<18:15>から皆既月食<19:46>まで、皆既月食の間<満ちはじめまで20:21の35分間>の時間、満ちはじめてからの元に戻るまで<21:16>の時間、およそ3時間半、愛用ののどごし生で進行の度合いに従う。結構長い時間である、待ちの撮影である。
 何年か前に、皆既日食を撮ったことがあるが、皆既日食と皆既月食の違いは、日食は昼の出来事であり、皆が働いていたり生活をしているので、一瞬の闇にビックリする、月食は、夜を照らす月が、いっとき姿を消すが、夜のため関心がやや薄いのである。月は月明かり月光が華やかなと思う。
 それで月の撮影方法が勉強できたのがうれしい!どうしても月の輪郭がはっきり写せなかった、極端なマイナス補正をすることで、やや上達したかな・・皆既月食中のあの赤銅色が出せたのは、カメラの性能も上がったが佳かったと思う。
 きのうは二十四節気の一つ、寒露であった、「改正月令博物戚筌(文化5年/1808)」に此の月冷寒
次第につのり露凝んで霜とならんとするとある。大気が急に冷え込んでくる、時期に差し掛かる。
 <いわどの山荘主人>

<皆既月食・月の天体ショウ コラージュ>




<欠け始める 18:21>


<18:52>


<皆既月食状態 20:21>


<満ちはじめる 20:35>


<21:00>


<月の天体ショウ 20枚 17:47~21:16>