川ちゃん農園だより 樹齢700年といわれる黄大銀杏と坂東十番札所岩殿観音本堂

農家の遊休土地をお借りしてはじめたものです。カメラも趣味ですので四季の移り変わりを記録して行きたいと思います。
  

川ちゃん農園だより 雨水→啓蟄→春分

2012-03-06 19:48:30 | デジカメコーナー

2月19日雨水、3月5日が啓蟄、3月20日が春分である。いずれも二十四節気の一つである。春になる代名詞である。雪が雨に変わる、雪や氷が解けて水になる、そして大地が暖まり冬眠していた虫たちが穴から這い出してくる、まさしく「蠢(うごめ)く」、当て字かも知れないが春に虫が二匹である。そして昼と夜の長さが等しい、彼岸の中日にあたる春分となる。この日から昼の時間が長くなっていく、この頃になると柳の若芽が芽吹き、蕗の薹の花が咲きはじめます。ことしは寒さの影響からかまだの様ですが、この間東京の杉並に住んでいるメル友から蕗の薹が取れて酒のつまみに天ぷらにして食したと連絡がありました。わが家ではサンシュの蕾みと牡丹の芽が雨に濡れてようやく見えてきました。<いわどの山荘主人>


<サンシュの蕾 9:15>



<ロウバイ 9:16>



<椿 9:17>



<牡丹の芽 9:19>



<福寿草 9:20>



 


 


川ちゃん農園だより 田舎の菩提寺

2012-03-04 14:12:11 | Weblog

きのう先祖の墓がある田舎の寺、菩提寺で義姉の77日の追善法要が営なわれた。僧侶の読経のあと焼香し、すでに納骨が済まされているのでお墓に線香とお花を手向けた、これで忌明けとなる。檀家が良いのか回りの墓地が新しくなり、それぞれの石碑石塔が並んでいる。古い石碑石塔が無くなっていく、歴史に彩られた先祖の石碑にみる感が薄れていく、わが墓地も例外ではない。この菩提寺は歴史があり、江戸の初期から400年を経ているという。奉巡拝百寺参り供養塔の裏には、江戸文政年間、文政八年乙酉(1825)11月吉日、松雲山長光寺十一世瑞應和尚、願主長谷川〇治享時五十五歳とある。現在の僧侶が十八代であるからこの石碑が建立されてから187年、その間8代に亘っていることから、1代平均23.4年、それ以前10代つづいているわけだから234年、合わせると421年になる。わたしの先祖川嶌定六爺さんが活躍していたのも寛政から文化・文政のころ<1800年前後>である、そのころのお寺が焼失してしまい、過去帳などは残されていないが、石碑には川嶌定六とあり、物置の蔵から出てきた古文書には土地取引の様子が窺がえた。お寺の歴史とわが先祖の思いを一つにした。<いわどの山荘主人>


<菩提寺 12:02>



<奉巡拝百寺参り供養塔 12:03>



<石碑歴史 12:03>



<お斎 13:06>



川ちゃん農園だより 弥生3月・大震災から1年

2012-03-01 12:06:04 | デジカメコーナー

弥生3月を迎えて、間もなく東日本大震災から1年になります。この1年被災地は今どうなっているのだろうか、ガレキの処理は全体の5パーセントとか、報道されています。ガレキの処理さえできない政府・為政者、特に総理大臣は何と頼りないことでしょう。予算さえ<金さえ>付ければ良いものでもござすまいそれも国債借金である。いまだ執行されないものが半分だともきく。人を動かしてこそ政治の役目ではなかろうか、原発事故放射能もれにしてもそう。この間ヘリコプターで撮影が許可されたTVで見るに福島原発の建屋は無残な姿をさらしている。そこに3000人からの人が働いているという。非常に恐ろしく怖いのである。それでも誰かがやらねば防備も出来なければ改良もできまい。私たち年寄りはまだよいが若者に未来を託せる世の中にしてもらいたいと思う。だから若者の代表である維新の会橋下さんの様な方を応援したくなるのである。


わたしの体験<3/11 pm2:46>は野菜作りで畑に出ていた、電柱が大きく揺れている、棚田を盛った畑だったので上の溜池がこの地震で濁流となって落ちてくる。一瞬唖然とした、カミさんは先に家に戻っていたのでうちの心配はないのかと質された、周りの家が何でもないのでいつもの地震より大きいのだとぐらいに受け止めていたが、後で聞くと東松山市は震度5強とのこと、それが東日本太平洋沖大津波が発生、TVで見るように大震災になっていたのである。それによる福島第一原発事故による放射能もれ、恐怖と不安はいかばかりか、当市内でも放射線量定点、定刻測定を行っているが、わが近隣は11:15 晴 マイクロシーベルト/時間 地表5cm 0.086 地表50cm 0.084 地表100cm 0.081 国際放射線防護委員会が定める平常時の基準を下回っているとの報告が市の広報よりでている。それが分からない。


寒さが厳しかったこの冬、弥生3月に入りやっと春めいた感がする。春一番の花、ユキヤナギ蕾みをもった。今月の歳時記として3日のひな祭り、5日が啓蟄、17日彼岸の入り、20日は春分の日である。あさ一番で箭弓稲荷神社へ朔日参りをしてきた、稲荷神社の狐を守る初午祭りの看板がでていた。<いわどの山荘主人>


<きのうの雪被った椿とマンサクとロウバイの花>