K1N ナバサのペディション以来 WebSDR が話題になりました。
http://www.Websdr.org ・・・ このサイトは WebSDR のお纏めサイト ( ポータルサイト ) です。 約 100 局ほどの SDR が登録されていて、用途に合わせて世界中にある WebSDR を自由に選択出来る様になっています。
WebSDR を使った QSO とはどんなものか、試してみたくなりました。
たまたま、7175kHz SSB で C21BN が ON FREQ でパイルアップを受けています。 良く入感しています。 とりあえず、C21BN が聞こえてそうな SDR 局を探してみると、VK のSDR があったので早速リンクしてみます。 C21BN の信号強度は自宅で聞くのと同じくらいです。
呼ぶ前に 自宅で聞く信号 と SDR を通して聞く信号 の タイムラグ を、チェックしてみました。 SDR の方が 約 1 秒 ほど遅れて聞こえます。 このくらいのタイムラグであれば問題なしと判断し、リグのボリュームを絞り、SDR の音だけにして、タイミングを見計らい、PTT を押してコールしてみました。
何のストレスもなく簡単に QSO 成立 ? です。
Short Path でも Long Path でもない Net Path と言う新種の伝播です ((( ))) 。
ただ、私の信号は VK の SDR には入感しなかった様で、自分の信号のウォーターフォールを見る事は出来ませんでした ( つまり VK までは飛んでいないと言う事 ) 。
そこで、ひとつ気が付いた事があります。 今日の様に JA 同士がスキップしないで、しかも ON FREQ の場合、潰しあいになって先方からのコールバックが分かりません。 しかし、VK の SDR を経由して聞く C21BN は JA のパイルアップの影響を受けず、はっきり聞こえて来ますので、コールバックがしっかり分かる ・・・ と言う事です。 これは使えるかもしれません。
今回の、お試し QSO では自宅でも相手の信号がしっかり聞こえている訳ですから、受信を 100% SDR に頼った本来の ? 「 送り込み ? 」 ではありませんが、例えば、カリブ海の信号があまりにも弱いため、コールバックに不安がある様な場合、W4 辺りの SDR に繋いで 59 の信号を聞きながら、呼ぶ事が出来るわけです。 送信は自宅からですから、飛ぶか飛ばないかは保証の限りではありませんが、もし、飛べば ・・・ コールバックが分からないと言う悩みから開放される訳です。
更に、送信も現地に近い リモートコントロール局 を操作する事が出来るとなると、QSO は 100% 保証される事になります ( こちらが本当の 「 送り込み 」 ってやつなのか ??? ) 。
WebSDR の画面 ・・・ ウォーターフォールの右端が C21BN 7175kHz SSB 。