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DXCC Chaser とは ・・・

2017-08-27 03:52:00 | Ham Radio
 DX を始めると CFM / WKD の数が気になります。 殆どの OM がまず DXCC 100 を目標にします。 私が無線を始めた 1965 年の時点では JA のトップ DXer のほんの一部しか DXCC を達成しておらず、自分が DXCC の会員になるなんて、遠い遠い夢でしかありませんでした。 しかし、無線を始めた動機が DX ( 珍局とかではなく、単に外国と言う意味 ) と QSO したい ・・ でしたから、強い願望は持っていました。

 当時は OH だろうが DL, HA, LZ, OE, OK, ON, OZ, SM, SP, YO, YU だろうが嬉しい DX でした。 もし DXcluster があったとしたら、これらのエンティティーでもスポットしていたかもしれません。 珍局であるかどうかを判定する要素はいくつかあると思いますが、突き詰めれば、線引きなど出来るはずもなく、個人の都合 ( 価値観、センス或いはレベルと言ってもいいかな ) でしょう。

 ZL2IFB の提唱する 「 DXcluster 使用規範 」 ですが、もともと個人の意見ですし、あくまで規範 ( Conduct ) であり、規則ではありません。 規範は規則とは意を異にし、主に道徳上の品行を意味していると考えます。 従って、ルール ( 規則 ) と捕らえて、ガチガチにならない方がいいと思われます。

 私が DX に興味を持った時代でも、ペディションが盛んに行われ、至る所でパイルアップが起きていました。 初心者 DXer にありがちだったのは OHØ、OJØ は持っているが、OH は持っていない 599 TU オンリーの OM も当時から沢山いたと思います。
 DXCC Chaser = 599 TU と言う図式は今と少しも変わりません。

 今と違うのは、同好の仲間とオンエアーでのコミュニケーションがあった事でしょうか。 現在でも当時の仲間 ( 今では皆、大 OM ) のコミュニケーションは DXer's ミーティングなどの形で残っています。 しかし、残念ながら新参者 ( 数十年ブランクだった再開局や後発組 ) から見ると、その壁は途方もなく高く、また雰囲気もそれらを受け入れようとしない何かが感じられます。 自慢大会ですからね ( 「 趣味は自慢してナンボ 」 の世界ですから、それ自体はいいんですけど、その内容にはついて行けない部分も多い )。

 結果 ・・・ 現在は、そんな OM 連中に寄り添わなくても情報はネットで十分です。 そう言う訳で両者の隔たりはますます大きくなります。 しかもネット上では、実名を隠したナリスマシが横行し、どんな大 OM であっても 「 扱き下ろす 」 事が出来ます。 勿論、その逆 ( 大 OM がナリスマシの場合 ) もあるでしょう。 「 日本人は奥床しく礼儀正しい 」 などと言われる反面 「 旅の恥は掻き捨て 」 ・・・ 悲しいかな、DXcluster2ちゃんねる などに見られる様に、自分が特定されなければ ( 他人が見ていなければ ) 何でもあり、と言う面もあります。   

 ハムが ・・・ と言うより 極一部の低俗な DXCC Chaser 達が、と言うべきかな ? 「 オタク趣味、根暗の趣味、詐欺師 」 などと揶揄される一面ではないでしょうか ?。 そんな、輩 と同じ土俵にいるかと思うと、時に憂鬱になります。 相手にしないでマイペースが一番ではないかと思います。 こんな意見も結局は、私が同じ土俵に乗っている証かも知れません。 まだまだ修行が足りない様です (笑)。 また、これと言って自慢するものも有りませんから、自慢大会に参加する気も資格もありません。 私はローカル局とチマチマ飲んで、情報交換している方が楽しく、性に合っている様です。


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