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読書はじめ

2022-01-09 12:11:00 | 読書
 今年の読書は 「 セカ猫 」 からスタートです。 若い人は 「 オワコン 」 「 スクショ 」 「 逃げ恥 」 などと言葉を縮めてしまう事が得意な様です。 「 セカ猫 」 は 「 世界から猫が消えたなら ( 川村元気著 ) 」 の事です。 元々長い名前なので 「 セカ猫 」 で通じるならば便利なものです。 主人公( 僕 ) は 30 才の男性です。 ですが全年齢にお勧めです。

  表紙から恋愛小説、猫とのふれあいが想像されました。 私は猫に関心がないので、食指が進みませんでしたが、本屋大賞 にノミネートされ、大賞は取れなかったものの、映画化されたとの あとがき を読み購入しました ( 勿論 110 円コーナーです )。

 感動しました。 泣きました。 人それぞれに笑いのツボがある様に、人はこの本のどこに感動し涙するのか、あるいはしないのか、私には分かりません。

 しかし、哲学的とも言える ( と言っても難しい事は書いてない ) この不思議な小説 ( 「 セカ猫 」 ワールド ) は、自分の人生にとって大切なものを改めて気付かせてくれます。 それは題名から想像される 猫 ではありません。

 題名の 猫 のところを恋人の名前 ○○ にした紙切れ、「 世界から ○○ が消えたなら 」 を、一ページ目に忍ばせてプレゼントしたらどうかと、解説者は提案しているが ・・・ 面白いサプライズかも ・・・ ですけど、「 キモい ! 」 と裏目に出たって責任はとれませんがね (笑)。 本を送るのは難しい。 私は止めた方がいいと思います。


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