下の写真の右側、ヤマザキの「ランチパック」は皆さんよくご存じだと思います。 一昔前、剛力彩芽ちゃんが「ランチパック」と叫んで全国区となりました。 一方左側のフジパンの「スナックサンド」はどうでしょう?。 今、森七菜ちゃんのCMが盛んに流れています。
このタイプのパンはフジパンが「我々が、元祖で1975年から製造販売している」とパッケージにて主張していますが、ネーミングで負け、CMで負け、ずいぶん水をあけられた感があります。 しかし、私たちの近くのスーパーではこのところフジパンの「スナックサンド」が盛り返してきた感があります。 営業の努力でしょうか・・・。 森七菜ちゃんの新CM を切っ掛けに総攻撃を始めた様です。
私たちとっては「スナックサンド」も「ランチパック」も所詮中身は同じなのですから売っている方を買います。 「ランチパック」じゃないと絶対だめだと言う人は、ほぼいないと思います。
後塵を拝したフジパンの生きる道は「スナックサンド」の種類を増やして差別化(期間限定商品などの企画ものなど)で対応するしかないでしょう。 しかし、「ランチパック」も黙っちゃいません。 両社ともこのところ新商品合戦をしているようです。
コマーシャルの効果は恐ろしいですね。 後発だが、あの手のパンは全て「ランチパック」と言ってしまっています。 全ての電子ピアノが一時期「エレクトーン」と呼ばれた様にです。 ハムで言えば、「エレキー」ですね。 商標登録がしてあったにもかかわらず、自動電鍵は全て「エレキー」でした。 この様な現象はまれに起こっています。 フジパンが「元祖 from 1975」とパッケージにて主張するのが、なんか切ない感じがします。
・・・と、ここまで書いたところで、お前こそ JL6USD としながら On The Air Since 1965 などと、実は OM なんだぞ!とこっそり主張しているではないか。 と突っ込まれれば、そこは悲しいかなフジパンの気持ちと同じなのです(笑)。