九州国際大付(福岡県)は一回戦に勝ちました。 高校野球に対して昔ほど熱くなりませんが、地元の高校が勝ち進むのは嬉しいものです。
今日、高校野球で初めて「申告敬遠」と言うのを見ました。 2017年、MLBで、2018年には日本プロ野球に導入され、2020年から高校野球でも採用されているそうです。
ところで「申告敬遠」と言う言葉はルールブック上はありません。 正しくは「申告による故意四球」だそうです。 ですから、「敬遠」もルールーブックでは「故意四球」となる訳です。 通称として「申告敬遠」が使用されているのは、ある球場でウグイス嬢が「申告による敬遠です」とアナウンスしたのを審判団が「よし」とした事からだそうです。
代打の場合は代打の代打が認められていますが、投手交代は打者と一人でも対峙して結果を出してからでなければ交代できません。 しかし、「申告敬遠」の場合は一球も投げなくても交代できる事になっています。
1971年~1981年、東映フライヤーズ、南海ホークス、阪神タイガースと活躍してきた 江本孟紀 さんがYouTubeで「申告敬遠がルール化されたのは俺のせいだ」と面白い事を言っていました。
なぜなら阪神の時、ベンチから敬遠のサインがでた。 彼は敬遠するつもりはなかったので、無駄な4球を投げるより、1球のデッドボールを投げてやろうと思ったとね(どうせ結果は同じでしょ)。 あてられる方はたまったものじゃないですからね。 彼曰くそこで「申告による故意四球」なるものが誕生したんだと・・・(年代的乖離が大き過ぎますけど(笑))。
なるほど、彼が実際にそうしたかどうかは分かりませんが、1球のデッドボールで済まそうと、頭を過った事は間違いないのでしょう。 江本孟紀さんらしい合理的な考えでしょうか(笑)。
昔のプロ野球は面白い逸話が多かった(門限破りとか(笑))。 当時、テレビでは言えなかった事がYouTubeでは言えてしまう様です。 引退した往年の名選手達が自前のYouTubeを立ち上げています。 どれも面白いです。 プロ野球が好きな人は要チェックですね。