■ 以前、博多中洲のママさんの話を少ししましたが、他にも凄いママがいたのを思い出しました。 友人 M が行き付けの、あるスナックに、私を連れて飲みに行きました。 M がママに私を紹介しました。 三か月程経って、私一人でそのスナックに行くと、ママが 「 あら M さんの友達の誰々さんね 」 と覚えていました。 このママは一度袖触れ合うと、その人を忘れないと言われています。 じゃんけんが強い、他に高級クラブも経営していて、中洲新聞 ( 通信? ) ・・・ と言えば博多の人なら、あ〜と思い当たる有名なママさんです。
客の名前は勿論、趣味、誰の紹介だったかなど ・・・ 記憶力は営業努力を超えて天才的な感じがします。 じゃんけんがめっぱう強いと言うので、テレビで検証番組があり 50人中 なんと 49人に勝利しました。 私もいくら巻き上げれたか。 本当に勝てないのです(悲)。 某有名大学の物理学を専攻した友人もどうして勝てるのか分からないと言っていました。 世の中には不思議な力を発揮する人がいますが、全てにタネがあると自分は思っています。
彼女が経営するクラブのホステスさんは全員日経新聞を読んでいるそうです。 特に訃報欄は必読なんだとか。 一流会社の上客を相手するにはそれなりの努力が必要なのですね。
■ あるキャバクラの話です。 私はキャバクラで長居をしないと決めています。 90 分ワンセットで帰ります。 その事は入店時に、あらかじめマスターに伝えておきます。
ついつい話が盛り上がったところでマスターに 「お時間ですがどうしますか 」 なんて割り込まれたら、男たる者 「 じゃあ帰ります 」 なんて言えません。 「延長だ~」なんて見栄張ってしまいます。 私の場合はマスターが時間になると「お客様お会計です」と伝票を持って来ます。 女性は「わ~もう帰るの~」なんて言いますが、「どうします」と聞かれるよりよっぽど区切りがいいんです。
いやいや、一番飲み歩いていた 40 代の頃の思い出です。