ここのところ、早暁のラブラドル犬の散歩で、あちこちの駐車場の端っこで、オレンジ色のナガミヒナゲシが咲きはじめました。
どお~っていうことがないのですが、このナガミヒナゲシが咲き始めると、五月の連休がやってくると、現役の頃から思っていました。
ケシの仲間ですから、多分地中海近辺の原産地の帰化商物だと思いますが、生えている場所の肥沃度合いや、植生環境によって花弁の大きさが変化しているのが、面白いところです。
花が咲き終わってから種子ができると、ほんとに芥子粒の種をパラパラと振りまいて子孫を残していく植物の戦略には、観察者としては天地創造の神様はすごいなと感心する事ばかりです。
茎を折ると、白色の樹液が出てきますが、思わすケシ科の植物なので、何らかのアルカロイドを含有しているのではないか、調べてみたいところです。
道端の草花も興味を持つと、面白いものです。