アッという間に1週間が過ぎてしまいました。
この1週間は、庭の樹木の強剪定と草むしり、それに加えてほったらかしにしていた、受信機と送信機のトランシーブ運用でした。
庭木の剪定をしていたら(猫の額の庭ですが・・・)ケヤキは実生から育てましたが、この1年間でかなり太くなりました。
もう少しで「庭木の欅の木に張ったダイポールアンテナです。」なんてQSOをしてみたいのですが・・・
桜の木には小さいながらもサクランボの実が10粒ほどなっていました。
草むしりは、この時期にはドクダミが根を張ってかなりの群生地になってしまいますから、根こそぎ引っこ抜きました。
肝心の受信機と送信機のトランシーブ運用です。
以前にもブログに書きましたが、今まで仕事や子育て、親の介護にラブラドル犬の介護と30年余りも趣味を楽しむ余裕もありませんでした。
リタイアして、ようやく自分の時間が持てるなと思ったら、心臓手術・・・
古稀を前にして体力と記憶力の減衰曲線は想像をはるかに超えていました。
幸いアンテナは降ろしてしまいましたが、無線機器はダミーロードを使ったり、ワイアーアンテナで受信をしたり、なんとか性能維持に努めていました。
残して有る受信機はNRD-545、送信機はJST-245の組み合わせにリニアはJRL-2000Fになります。
もう、30年余り前の無線機器なので最近の新しい機器から見ると見劣りはするでしょうが、同期検波回路の音の良さやCWのトーンはやはりJRCだけあり「腐っても鯛」な気がします・・・
確か同じJRCの機器同士なので、簡単な接続だけで送信時のミュートが可能だと思いました。
久しぶりに受信機と送信機の分厚いマニュアルを読んで見ると、ありました。
早速40cmほどの同軸ケーブルを作り、M型コネクタとRCAの変換プラグを両端に付けて送信機側から受信機側に受信信号を送るケーブルが3本できました。
受信機と送信機が3組あるのでなんとか必要な3本が出来ました。
アンテナは先日も書きましたが、東北の震災の時に受信していた5バンドのダイポールアンテナです。
3組の接続をしてダイポールアンテナに接続しましたら、送信機側のミュートも上手くいきました。
リニアアンプと送信機の信号ケーブルも年内には作製して、可能なら予備免許まで行きたいと思います。
もう30年以上も前に使用していたTS-820SとR-820のトランシーブもそうでしたが、やはり受信機と送信機の組み合わせが「アマチュア無線」らしい気がします。
もう半世紀以上も前に工業高校のアマチュア無線クラブに入っていた頃も、受信機と送信機の運用だったので、たぶんその頃の記憶が爺の頭の中では続いているのだと思います。
これからも、短波帯だけの運用なので40m・20m・15mの辺りでの交信が可能ならサイクル25も楽しめるのかなと思います。
接続して受信していると、ドイツのアマチュア局が聞こえていました。
やはり黒点数が150近くなると、サイクル25もそろそろかなと、予感がしてきます。
惚ける前の最後のサイクルなので、もう少し爺は頑張って見ましょうか・・・