LKR日記

日常の身辺に起きる四方山な出来事を書き連ねたブログを始めました。
興味のある方は、お立ち読みください。

冬空のツェップアンテナ

2012年12月31日 17時44分49秒 | アマチュア無線

 今年5月の連休から始めたブログもようやく8か月を迎えました。
わずか8か月ですが、41,000カウントを超えました。

 今年は、介護で始まり、介護で暮れました。
 この年齢になり、順番かなと思っていましたが、3人同時の介護が進行するとは思いませんでした。
なんとか、年の暮までたどり着きました、というのが本当のところです。

 施設利用がなかったら、本当にどうなっていたかわかりません。
介護保険の制度を知ってはいましたが、いざ利用する側になると、複雑な制度です。
昭和一桁の親の世代ですが、実際自分の時になったら、どうなることやら・・・・

 さて、あと6時間ほどで、平成24年も暮れて行きます。
今日は、父親と母親の施設に今年最後のご挨拶に配偶者と出かけました。
 そのあとに、夕方時間が1時間ほどできたので、先日屋根の上に張った14MHzのツェップアンテナを張り直しました。
 ツェップアンテナは、名前の通り、飛行船のツェッペリンから来ている名前です、片側から給電して、電流腹が通常のアンテナとは異なります。
 ブログがアマチュア無線で始まりましたから、アマチュア無線のお題で終わりにいたします。

 アンテナがピンと張れましたら、ちょうど今年最後の夕日が西の秩父連山の向こうに沈んで行きました。
今年はいろいろあったので、思わず夕日に向かって合掌をしてしまいました。

「来年は良い年でありますように、みんなが幸せでありますように。」

 TNX DE JM1LKR CU AGN 73
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梅干し、沢庵、白菜、そして塩ラッキョウ

2012年12月31日 07時33分16秒 | 料理・レシピ


 梅干し、沢庵、白菜、塩ラッキョウはみな何らかの形で、塩化ナトリウムの浸透圧を利用した保存食です。
もう少し書くと、ラウールの法則でしたか。

 いきなり、難しい話になりましたが、母親が元気だったころは、その季節になると、作っていました。

 特にこの季節になると、沢庵と白菜が楽しみでした。
毎年、年末のこの時期になると、私の酒の肴になりました。
 私の学生時代の友人は、母親の漬けた白菜の根っこの部分が好きだと、それを目当てにこの時期によく泊まりに来ていたことがありました。

 2年ほど前に、拙宅で漬けようと思い、行きつけの酒屋さんから四斗樽を4樽購入しました。
 でも、なかなか時間が無くて、逆さにして、臨時の椅子代わりになり、そのままになっています。

 今となっては、母親の記憶の底から作り方を引き出すことは難しいのでしょうが、なんとなくあの味を再生してみたい気がします。
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980円の幸せ

2012年12月30日 17時20分03秒 | 雑談・その他

 齢五十を数えるようになってから、アルコールはなんでも飲んでいたのが、日本酒の熱燗以外は飲めなくなってしまいした。

 夏はキンキンに冷えたビールや酎ハイ、その後にバーボンウイスキー、泡盛なんて,なんでもありませんでしたが、お腹を壊すようになりました。
 あんなに好きだった、牛乳もニンニクも七味唐辛子も、体が受け付けなくなりました。
 唯一、日本酒だけは大丈夫です。

 以前は、特定の醸造元の純米酒が好きだったのですが、いろいろと試しているうちに、意外な銘柄の980円の紙パックの純米酒がとても美味しいことに気が付きました。
 「吟醸純米酒」のようなものも好きでしたが、その年のロットの桶によりかなり香りとか、いろいろなものが違います。

 「紙パックの純米酒」なんてと思う方がいるかと思いますが、遮光と気密性、それに流通の事を考慮すると、いわゆる1升瓶よりはいいのかもしれません、それに個人宅の収納性もいいと思います。
 
 酒の肴も、以前は尿酸値を高くするようなものが多かったのですが、最近はサトイモの蒸かした小芋や、酢の物がほとんどになりました。
 
 最近、だんだんと、体が老化していくのを感じます。
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南沙織

2012年12月30日 07時04分48秒 | 雑談・その他
 年末のブログに「南沙織」なんてタイトルを書いていると、とうとう来てしまったかと思われてしまうかもしれません。

 昨日は3人の介護や墓参りで一日で150㎞ほど年末の混んだ道を、朝早くから運転して帰宅が19時過ぎでした。
夕食を作った後に、ふだんは見ないテレビを見ていたら、年末恒例の懐メロの特番でした。

 そうすると、ボケたような画面に現れたのが、「南沙織さん」でした。
たしか、17歳という曲でした、ちょうどその曲が流行った頃に私自身も17歳でした、テレビ画面の彼女を見ていると、なんだかその当時のことが走馬灯のように頭の中をパラパラと流れて行きました。

 アスピリンの合成実験をしていて、純度の悪いものしかできなかった悔しさとか、化学工学の実験で伝熱係数がうまく出なかったとか、そんなことばかりでした。
 彼女の歌詞の中には、明るい海、美人の彼女、そんな言葉のキラキラとしている世界があるのに、どうして自分の周囲にはないのか、とまでは思いませんが、そんな状況でした。

 画面の中の40年前のスレンダーな姿を見ていると、今はやりのAKB48の様なものだったんでしょうか?
 私自身は、レコードとかは興味もなく、その時代の記憶として封印したつもりでしたが、今日は妙に思い出してしまいました。

 南沙織さんも年齢を重ねてそれなりのオバサンになったと思います、思い出は美しくありたいものです。

 

 
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同窓会

2012年12月29日 07時57分07秒 | 雑談・その他

 一昨日は高校生の時の同級生と久々に飲みました。
往年の美少年だったM君K君も、還暦に手が届くなるようになると、白くなったり、薄くなったり、元気がなくなっりと様々です。
 たまたま3人とも、実験の相棒でした。
工業高校の化学専攻ですと、二人一組の実験が3年間続きます。
分析実験から始まり、合成実験まで3箇年で大学の工学部の内容程度はこなしました。
ですから、大学の実験実習は、高校時代の実験ノートを参考にしていたくらいです。

 高校生の頃にそんなことをしていましたが、今の職業は全然違い、畑違いの管理職としてみんな苦労しているようです。

 年末のこんな時期になると、高校生の頃から就職するまでの間、年末年始はバイトに明け暮れていたのでなんとなく贅沢な気分になります。
除夜の鐘は、いつもバイト帰りに聞いていたことを思い出します。
 年末に友人と飲めて、ポケットに数枚の野口英世さんがあれば幸せな気分です、福沢諭吉さんなんて贅沢は言いません。
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午前4時の王子様

2012年12月27日 07時23分44秒 | ラブラドル犬

 拙宅のラブラドル犬は、アトム、ウラン、オージと父・母・息子の疑似家族の形をしています。
 各々出自が異なりますが、それぞれ個性があり、人間に例えるなら性格もずいぶんと違います。
 アトムはさすが10歳の先住犬、沈着冷静ですが、やや臆病、散歩の途中で猫が出てきても逃げてしまいます。

 まだ幼かった頃に、那須塩原のキャンプ場で谷川遊びのトラウマか、水が大嫌いになってしまい、「オフロ」という言葉を聞くと、いつの間にかいなくなって誰もいない部屋の隅でブルブルと震えています。
 ウランは、本当は拙宅に来る予定ではなかったのですが、ブリーダーの犬舎で1頭だけ売れ残っていて、格安で引き取りました。
 避妊手術をしたら、大きくなるはアッという間に、「小熊」の様になり、とてもアウトドアに連れていけなくなりました。
 オージは、たぶん同じラブラドル犬でも、「猟犬」の出自だと思います。
散歩に行けば、ハトや小鳥は言うに及ばず、トカゲやカマキリも追いかけます。
 いつでしたか、冬の川べりを散歩していたら、カルガモを追いかけて、川面に氷が張った中をバリバリと泳いで行きました。
 飼い主の私も、真冬の川に落ちました・・・・・・

 さて、このオージ午前4時になると、春夏秋冬構わす、トイレに行きたくて、ご主人を起こします。
 この3頭とも、私のベットの上に乗って、就寝しますが、午前4時になると、必ず主人を起こします。
 夏ならまだいいのですが、この時期の午前4時は零下です。
庭のウッドデッキに連れて行き、犬用のトイレに大小の用を足して、また戻ります。
 ご主人は、もう眠れません・・・・
しようがないので、散歩に出かけます。
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息子とロンサムジョージ

2012年12月25日 15時50分16秒 | 雑談・その他


 先日、県立の美術館で息子の作品が展示されることになり、氷雨の降る中配偶者と車で出かけました。

 上の息子は、ラグビーを3年間していた上に、いわゆる理科系ですから芸術的なことには、とんと縁がありませんでした。
下の息子は、兄と異なりクラブも合唱部、希望する専攻も文系でした。
 そんな息子が、絵でも描いたのかと思っていましたら、「ロンサムジョージ」そう、あのゾウガメの塑像でした。
 私も配偶者も、芸術分野には疎くて、ともかく見てみようと出かけました。

 県内の高校生の選抜された美術・工芸の展示ですから、展示品を鑑賞するととても数年前には中学生とは思えない美術・工芸品がありました。
 何千人もいる高校生の中には、こんな天賦の才能を持っているのに驚きました。

 さて、息子の作品はと見ると、息子らしい繊細さのある塑像でした。
そういえば、小学生の時の美術展で入選した時も、確かカメの絵でした。

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クリスマスのご馳走

2012年12月25日 06時57分01秒 | 料理・レシピ


 今日は世間でいうクリスマスイヴ。
配偶者は、都内の医科大学で研修、息子二人は予備校とクラブ。
午後は、母親が入所している施設の許可をいただき、叔母の自宅に伺い今年最後のお見舞いでした。

明日はクリスマスですが、配偶者の母親の転院が重なりました、昭和一桁の親の介護も三人重なると、休日もなくなります。

昨年は、そんなこともありクリスマスのご馳走も手抜きをして、できあいのもので済ましたところ息子たちから、「今年は父さんのローストチキンじゃないんだ~!」と声があがり、今年は例年通りに戻り、いろいろと作ることになりました。
でも、ケーキはできあいで済ませました・・・・・

昨日、ニワトリの一羽分をまるごと買ってきました、それにローストビーフ用の牛肉の塊も・・・・
普段は、こんな食事をしていたら、エンゲル係数と尿酸値は限りなく上昇傾向ですが、年に一回なら許される範囲でしょうか。
ワインも安くて美味しいのを赤白2本ずつ4本用意しました。
今日は、熱燗はやめて、赤ワインをたらふく飲むぞ~!

キリスト教徒ではないのですが、イエスキリストの再臨を謹んでお喜びしましょう。
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40年目のモンブラン

2012年12月24日 07時09分15秒 | 雑談・その他


 「40年目のモンブラン」なんて書くと、40年ぶりにモンブランのケーキを食べたのかと想像してしまいますが、正確に書くとMONTBLANC。

 自分用のクリスマスプレゼントに、久しぶりに、万年筆のインクを購入しました。
モンブランのロイヤルブルーとアイリッシュグリーンの2瓶です。
 昔の靴型のインク瓶とは異なり、やや直線的なデザインのボトルになっていました。

 地方の工業高校の頃から、万年筆はモンブランを使用していたのだから、今思えばかなりの「ヲタク」だったのかも知れません。
もっとも、当時自分で買えるはずもなく、父親からの貰い物でしたが。
 インクはロイヤルブルーとアイリッシュグリーン、17歳の頃から、万年筆のインクはこの二色が好きでした。
 時給170円のガソリンスタンドのバイト代から、こんな色彩のインクを買い実験の報告書もこのインクで作成していました。

 でも、当時のアマチュア無線クラブの先輩の中には、「お前のノートのインクはモンブランのロイヤルブルーだろ!」と言い当てる、山奥から通学していた電気科の先輩もいました。
 今思うと、なんで知っていたんだろうか、不思議です。

 始めて、女の子に手紙を書いたのは、アイリッシュグリーンのインクだったような記憶があります、確か。
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病院のバッハ

2012年12月23日 09時07分26秒 | 音楽


 配偶者の母親が骨折で入院しているので、大学病院に出かけました。
義母に買い物を頼まれて病院の売店に出かけたところ、リコーダーでバッハの協奏曲が聞こえてきました。

 こんな場所で、バッハもあるまいと、思っていましたが、いつもはごった返している待合室兼ホールで普段は看護師さんやドクターなのでしょうか、リコーダーの種類も何本がありましたが、間違いなくバッハでした。

 その日の通院や入院している人、患者のお見舞いに来ている人、みんな柔和な表情をしてバッハに聞き入っていました。
 私自身も、思わず聞き惚れて立ち尽くしていました。

 私自身が、末期のガンで入院していてこんな場面に遭遇したら、なんてバッハはすごいのだろうと立ち尽くしていたかも知れません。

 バッハのいわゆる名演奏と言われる何枚ものCDやレコードがありますが、目の前のリコーダーで演奏している他愛もない旋律が、たとえようもない天上からの音楽に聞こえました。
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