父親の趣味は魚釣りでした。
ヘラブナという、鮒の仲間でもいわゆるゲンゴロウブナと言われる、形が扁平の鮒です。
父親は、道具に凝る様なタイプではありませんでしたが、道具を弟と処分したのですが、かなりの釣り竿と根浮子がありました。
弟も私も釣には興味が無くて、二人ともアマチュア無線の方に趣味が走ってしまいました。
釣り道具は、幸い私の中学高校時代の友人のIくんが快く引き受けてくれました。
釣り竿の中から、8尺の短い物はいただきました。
歳をとって、タナゴ釣りに使用して見ようかと、考えた末の事でした。
私の住んでいる関東平野の田園地帯では、あちこちに幅2メートルほどの水路があり、よくタナゴ釣りをしたことがあります。
タナゴといってもごく普通のタイリクバラタナゴでしたが・・・
鶏卵の黄身の部分で作った釣りえさで、一日楽しめるのですから、アマチュア無線よりも安価に時間が過ごせる趣味です。
一束釣といって釣れるときは100匹も釣れる時がありますから、面白いものです。
今度の週末は、久しぶりにタナゴ釣りに行って見ましょうか。