LKR日記

日常の身辺に起きる四方山な出来事を書き連ねたブログを始めました。
興味のある方は、お立ち読みください。

GOROの登山靴・・・

2024年08月08日 04時41分35秒 | アウトドア
 先日、下駄箱の中を整理して夏季の湿度の中で革靴にカビが生えないように乾燥させてから、ミンクオイルを塗って再度下駄箱に収納しました。
 革靴は就職してから作った靴が7足あり、黒色が1足で残りは濃い茶色のものでした。
その内の6足が巣鴨のGOROの靴でした。
まだ、靴の販売をしているのでしょうか、登山靴専門の靴屋さんで、おそらくはもう私の靴型は残っていないと思います。
 その中で、4足が通勤用の靴で、2足が登山用の靴でした。
通勤用の靴とは言っても、靴底は無論ビブラム底の重たい靴で、最初の靴は既に40年履き尽くしていますから、彼方此方修理をしていただいていました。
最後の一足は、リタイアしたら履こうと思い注文をしたものでした。
仕事で出かけた時には、他の人から「すごく重たい靴を履いているんですね!」と良く言われました。

 あるときに、仕事先でトラブルがあり(今で言うなら、クレーマーの様な方でした)気まずい雰囲気になった時に、相手の方が、「今履いているのは巣鴨のGOROの靴ではないですか?」といきなり話しかけられました。
その方も同じ靴を履いていて、靴の話で盛り上がり、結局トラブルは解消した事があります。

爺さん風に表現するならば、「たかが靴、されど靴」なのでしょうか。

 最後の1足は、冥途に行くときの靴になりそうなので、一緒に入れてもらおうと思います。

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京都の一澤帆布・・・

2024年07月02日 04時41分06秒 | アウトドア
 先日市内のデパートの広告が入っていました。
最近は都内でも電鉄系のデパートが経営難で名称を変えたり、経営を譲渡したりで大変なようです。
当地のデパートも所謂呉服系のデパートですが、やはり経営が大変なようです。

 広告の中に京都の一澤帆布の販売会が1週間ほど開催されていました。
もう半世紀以上も前の事でしたが、大学の同級生に新潟から来ていた同級生がいましたが、彼は当時の私と同じ様に化石収集や岩石標本を集める変な趣味がありました。
その同級生が変な鞄を持ち歩いていました。
厚いキャンバスで砕石用のハンマーが付けられるような加工がしてありました。
鞄には布で「一澤帆布製」と書いた布が縫い付けてありました。
一目で気に入りましたが、何処で購入したのかを聞いたところ、京都の知恩院のそばで購入したとのことでした。
その後に京都に行く機会があり、購入しました。
それから幾星霜・・・
布製の鞄も穴が空いたり、皮部分はボロボロになるしで、どうしようかと考えあぐねていました。
 そんなこんながあり、早速開催しているデパートに赴き販売に居合わせていた職人さんに修理の事を伺ったところ、修理を受けてくれました。
京都に持ち帰ってから、ひと月ほどの時間がかかりますとのことでした。
先日のバイク趣味のレストランといい、半世紀前の鞄の修理といい、爺さんの頭の中の海馬から記憶が染み出てきてしまいました・・・
爺になったな~~!!!

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3月の残置ハーケン・・・

2023年03月17日 10時26分47秒 | アウトドア
 ここのところ寒暖の差があり、爺さんの腰痛は酷くなるばかりです・・・
還暦までは、腰痛もそんなに酷くなりませんでしたが、古稀を迎える様になるとどうもいけません。
 3月というのは木の芽時もあり、花が咲いたりと二十四節気の啓蟄を越すと楽しいはずなのですが、スギの花粉も飛び始めて憂鬱になります。

もう50年近く前になりますが、友人と久しぶりの岩登りに行きました。
私と友人に加えてその日はフランスから来ていた友人のアランの3人でザイルを組みました。
その日の組み合わせが友人がトップ、セカンドはアラン、ラストが私でした。
50mほど登った所で、私の身体を支えていた残置ハーケンが抜け落ちました。

 アッと言う瞬間にザイルが伸びきって、私の身体はクモの糸に絡まる様に伸びきったザイルで宙ぶらりん状態でした。
滑落する時にはこんなものかと思いましたが、落ちて行く瞬間は生まれてからの光景がリバーサルフィルムの様なコマ落としの画像が脳裏を動いていきました。
幸い、友人がザイルを固定して、事無きを得ましたが・・・

 私を助けてくれた友人は昨夏に、私より先に冥途に旅立ちました。
そんなこんなで、私にとっては3月は抜け落ちた残置ハーケンを思い出す鬱な季節でもあります・・・
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身近な楽しみ再発見・・・

2022年06月04日 05時15分49秒 | アウトドア
  先日から「爺チャリ」でのサイクリングを始めたのですが、一級河川のサイクリングロードをポタリングしながら気がついたのですが・・・

 双眼鏡で見ていると、自作の木造のカナディアンカヌーをパドルを操りながら、川下りをしているお爺さんがいました。
 テトラポッドの上からフライをキャストしていた爺さんが2人いたり、私は水分補給をしながらコウライキジ・オオヨシキリ・コジュリンや鉄道の鉄橋の上に止まりながら葦原のハタネズミを捕まえようとしているチョウゲンボウがいるのを双眼鏡で見ていたり・・・
 今まで人生の中で楽しんできたカヌーやフライフィッシング・野鳥観察の趣味が、我が家から自転車で10分も掛からない場所で楽しめる穴場が在ることを発見しました。

 今までは、「あそこに行かないと出来ないとか楽しめない・・・」と条件付きで考えていたことですが、爺さんになってみると外見に気を遣わなくなり、平日の昼間からプラプラと自転車に乗っていても職務質問を受けることも無いだろうと思いました。
 この分だと堤防の上でラジウスを使ってインスタントラーメンを作って食べたり、寒くなってきたらアルコールバーナーで純米酒を温めて呑むのもいいかもしれません・・・
 忘れていましたが、HF帯のQRP運用が可能なトランシーバを使って堤防の上からCWで世界中と交信も可能かなと思います。

 毎日の生活の過ごし方を一歩踏み外したら、自転車一台でも楽しみが広がることに気がつきました・・・
これからは風来爺さんになりそうです。
確か平賀源内の雅号は風来山人だったような・・・
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爺は「爺チャリ」で20km走りました・・・

2022年06月02日 17時35分45秒 | アウトドア
 ここのところ、COVID-19の蔓延下もあり、最低限の外出以外は避けていました。
6月に入り、もうそろそろ良いのかなと判断して他人とは密な接触をしないならと、自転車とバイクならマスクをしなくてもと思い、昨日から自転車を利用しました。
 昨日は自宅から近所の1級河川の側道に整備されたサイクリングロードを10kmほど走りました。
今日は風も吹いて天気も良いので、お隣の市の知人の会社まで往復20kmほどサイクリングしました。
今週末と7月にお隣の市の工業高校での講習会講師担当になっているので、配布する資料の印刷を頼みに行きました。

 南風で行きは大変でしたが、帰りは半分ほどの所要時間でした。
河川堤防の上なので、オオヨシキリやウグイス、コウライキジの合唱でした。
河川の中ではお爺さんがカナディアンカヌーをパドルを使いながら下っていました。
堤外の鬼クルミや桑の木には、実生が撓わになっていて、桑の実を幾つか取って口に含むと甘酸っぱい独特の味がしました。
よく言う「ドドメ」ですね!!

 リタイアしても、親の介護や飼養していたラブラドル犬3頭の介護があり、こんな風に自転車でフラフラと気ままにサイクリングする機会はありませんでした。
「爺チャリ」でもほどほどのサイクリングは可能なんだと改めて気がついた今日の出来事でした。
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生産中止・廃番・欠品・・・

2022年03月26日 10時51分59秒 | アウトドア
 ここのところ、永らく使用していた道具や機器類が故障したりして、販売店を通じてメーカーに修理をお願いしても、「生産中止なので廃番になり部品が欠品なので・・・」とまだまだ使えそうなのですが、あえなく不燃物・・・
そんな事が続いています。
 ラジカセ・銀塩カメラ・自動車・トランシーバ・腕時計・キャンプ用品・・・
まあ、考えれば私自身が物持ちがいいので仕方がないのかもしれませんが、それにしても日本の製品は使用期間のサイクルが非常に短くてとてもSGDSなんて、言っていられませんね・・・

 不思議なのが、国外のメーカーの例なのですが、5年ほど前に、10年以上も使用しているキャンプ用のトレーラ装着の排水用ポンプが故障して国内の扱い業者に相談したら、「もう取り扱っていないので・・・」と返事がありました。
 しかたがないので、インターネットで調べて、写真と英文で意味が判る程度の内容でメールを送ったら、イギリスのウェールズの会社でまだ生産していて、直ぐ送れるとのことでした。
 結局、送料の方が高かったような部品でしたが、生産されてから30年以上も経っているトレーラなのに、まだ部品を生産して在庫があるのですから!
日本的に考えると、在庫管理やコストを考えると絶対にしないと思います。
 ウェールズの会社もサムライが居たような極東の国で30年も自分達が造ったキャンプ用トレーラ(イギリスからのメールではCaravanと言う表現をしていました)を使用しているなんてビックリしたと思います。
通関書類には世界中の同様車種を使用している同好のクラブがありますよと、連絡先のパンフレットもありました・・・

 もう一つ、またキャンプ用品ですがコールマンの部品でした。
弟の上司から以前にコールマンのカヌーを頂いたのですが、今回はガソリンランタンを頂きました。
かなり使い込んだガソリンランタンでしたが、なんとか自分で修理出来ました。
これでランタンがなんと4個になりました。
コールマンのランタンのコレクタいるそうですが・・・・
コールマンの部品はかなりの年代物でも修理が可能のようです。

 最近はSGDSなんて標語のようにされていますが、マスコミに踊らされてどうなのかなと思います。


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続々コールマンの修理・・・

2021年10月10日 10時48分53秒 | アウトドア
ここのところ、アマチュア無線の趣味もアウトドアも今まで使用していたものの修理が続きました。
今年の春は、家中の水道蛇口のコマのパッキンを全部交換しました。
家を建ててから30年余も使用していると、使用頻度の高いものから摩耗・故障してきます。
水洗トイレの水勢を調節するパッキンは何回交換したことか・・・

 今回は、コールマンの修理です。
弟の昔の上司が八十路を迎え、コールマンのランタンをいただきました。
20年ほど前にはコールマンの15フィートのカナディアンカヌーを譲っていただいたことがあります。
 ランタンはかなりの手を入れるようでしたが、なんとか修理が出来そうでした。
よく考えると、物置の中購入した購入したコールマンのランタンが2個、加えてツーバーナーもあるのを思い出しました。
出してみると、錆びだらけに加え白ガソリンを入れても点火しません・・・

バラして見ると空気を圧縮するゴムのパッキンが固くなっていました・・・
更にはパッキン自体にヒビが入っていました。
よくよく考えれば、最後に使ったのが息子達が小学生の時に那須にキャンプに出かけてから使用していませんでしたから、20年も使用していません。
今回は、約20年ぶりになりますが、部品をアウトドア専門の店に行きパッキンを購入して何とか修理できました。
久しぶりにラジオペンチとプライヤーを使用しましたが、やはり寄る年波で細かい作業が辛くなりました。

 それにしても、アメリカ製の製品は妙に雑に作っています。
しかも、ランタン3個はたぶん製造年代が少しずつ異なるためか、たかがランタンでも、部品がかなり変更になっていて、古い時代のものは金属ですが、新しくなるとプラスチックになり、劣化が進むと車と同じようにブロックで交換しなくてはならないかも知れません。
古いタイプは、針金や自作加工で可能ですが、プラスチックになり自作は難しいですね。
古いものは、バネやナットを見てもなんとなく親しみを感じます。
古いものは自分で修理が可能ですが、無線機と同じでブロックや基板ごと交換修理するような時代なのですね。
久しぶりに、オイルまみれになり充実した時間を持つことができました。

修理していて、屋根裏の物置にしまってあるHOゲージの機関車を修理して、レイアウトを展開してみたくなりました・・・
今回の修理で、爺の経験値でできることがある意味自信になりました。

今度使うときは、孫とのキャンプだろうか・・・
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コールマンのランタンとカネタタキの声・・・

2021年10月09日 06時09分41秒 | アウトドア
ここのところ、同軸ケーブルの修理とかコールマンのランタンやバーナーの修理に時間を費やしています・・・

ようやく、ランタンの一つ目が修理完了しました。

日常は蛍光灯やLEDの明るい照明に慣れてしまい、ランタンの光の波長のある光と、ガソリンの吹き出る音、加えて猫の額の庭のカネタタキの声が重なり、晩秋の気配がしてきます。

今年は秋とはいえど、国内では30度を記録していたので、なかなか晩秋なんて言葉が使えませんが、昆虫や植物は季節を感じているようです。
ランタンの音とカネタタキの声で、妙に秋の野営をしたくなりました。
車検が済んだキャンピングトレーラではなくて、テントを張ってゆっくりとした時間を過ごしたくなりました。

加えて、今年は十数年ぶりに、綿花のタネを植えました。
黄色い花が咲いて、ようやく綿花の実がなりました。
初めて綿花を育てたときは、この時期に脱脂綿のような綿花の実がなったときは、感激しました。
今、我が家のプランターには親指の先ほどの綿花が実りました。
なんだか、草の実から綿花が出来るのは不思議な気がします。
包丁で包丁で怪我をしたときは、バンドエイドではなくて、この綿花を使用してみたいとと思います。
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続・コールマンランタンA286・・・

2021年10月05日 08時12分47秒 | アウトドア
ここのところ日中は外気温が20度台後半ですが、湿度が40%台なので、物置の無線室にいても汗をかくことが無くなりました。
ようやくこれから8ヶ月ほどが、物置の中での作業が始まります。

 昨日は手始めに、同軸ケーブルの修理をしました。
まあ普通の生活をしていると、同軸ケーブルなんて関係ないのでしょうが、アマチュア無線をしているとこれが無いと高周波電流がアンテナに届きません・・・
貧乏症なので、古い同軸ケーブルからM型のコネクターをハンダゴテとハンダ吸い取り用の銅の網線を利用して取りました。
たかが1個150円~250円程度のものですが、年金生活者にとっては捨てるには忍びないものです。
使用しているのは短波帯なので5D-2Vの同軸ケーブルですが、所詮同軸ケーブルは消耗品です。
残りの人生を考えると、車を使用しての移動運用も出来るのがあと10年もないので、同軸ケーブルも15m程を2本ほど作り、あとは自宅のダイポール用に残しておきました。

 その後、先日いただいたコールマンのランタンの修理があります。
バラバラに分解すると、かなり錆がありました。
ワイヤたわしで錆を拭き取り、ホヤを取り付けて、何とかいきました。
今日は、自宅にある他のコールマンのランタン2個とツーバーナーを分解修理してみることにしました。
夏の暑い日にはとてもする気にはなりません。

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コールマンランタン286A・・・

2021年10月03日 17時37分51秒 | アウトドア
コールマンと聞くとある程度の年代の方ですと、アウトドアの事を思い出すと思います。
私の年代の方もそうだと思います。
昭和30年代のボーイスカウト活動で、進駐軍のボーイスカウト達と交歓会をすると、私達は穴を掘って飯盒炊さんでしたが、彼らは既にコールマンのツーバーナーを使用していたし、夏の暑い盛りにもウオータージャグから冷たい水を飲んでいたのを思い出しました。

今日は、弟が現役時代の上司からコールマンのランタンをいただいたのですが、兄にあげると言うことで、持ってきました。
型番を見ると286Aでした。
コールマンのシングルマントルの定番でした。
製造番号と領収書から見ると30年以上も前のものでした。
弟の上司からは、20年も前にコールマンのカヌーも譲っていただいたこともありました。
事情を聞くと、御年八十路になりアウトドアも出来なくなり、「終活」のようでした・・・

 いただいた資料とパーツを見ると、やはりエンジニアを長年していたようで、パーツとマニュアルがきちんと整理されていました。
錆を拭き取り、新しいオイルで綺麗にして、新しいガソリンで修理してみることにしました。
これから、涼しくなるのでウッドデッキの中で試してみましょう・・・
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