昨日から気圧配置が南高北低になり、関東地方の辺地でも日中は暖かくなりました。
我が家の物置の無線室も3ヶ月ほども氷室状態でしたが、雨戸を開けてお天道様の光を入れると1時間も経たない内に20℃を超えました。
2月の3Y0JのBouvetの信号も受信出来ませんでしたが、先週の強い北風にもよく耐えてくれた5バンドのダイポールも何とか大丈夫でした。
昨日は弟が不要になったからとI社のHF帯~144MHzまでの車載用のトランシーバを持ってきたので、受信機能だけでも確認しようとアンテナに接続してみました。
当時新品で購入しようとすると、ボーナス時でなくては購入できない金額でした。
年金生活となった今では、とても手に入れる事は不可能です・・・
アンテナと電源を繋いでみると、結構受信感度は良好でした。
還暦をとうに過ぎて、古稀間近になると、もう新しい無線機器を大枚をはたいて購入しようなんて気が起きてきません・・・
そもそも、新しい機能に大脳がついて行きません・・・
分厚いマニュアルを読み解くのも面倒くさくなりました。
古くさいのかと思いますが、トン ツー トン ツーで交信している方が落ち着きます。
裕福な家庭ではありませんでしたが、兄弟で同じ工業高校に入学して、定職について、家庭を持ち、息子達を大学や大学院まで送り、なんとかリタイアまでこぎ着けたのですから、父親・母親には改めてちゃんと育ててくれたことを改めて感謝しています。
趣味も共通しているのはアマチュア無線ということで、父親の趣味でした「釣り」は誰も後を継ぎませんでした。
まあ、このままですとお互いの子供達はアマチュア無線なんてしないでしょうから、無線室のトランシーバは不燃物でしょうか・・・