霜降・・・

　今日は二十四節気の霜降。
　ここ数日早朝の外気温は一ケタ台になってきました。
　今朝は午前５時で９℃でした・・・
　寒くなると、あの猛暑でも懐かしくなります。
　夜は熱燗をいただいてから羽毛のシュラフに潜って文庫本を読むことが至福の時間になりつつあります。

　当地のお祭りが終わると本格的に寒くなります。
　時代が移り変わってもお祭りのようなターニングポイントがあると、判りやすくていいです。
　でも、お祭りの成立は気候の節目とか、農作業の区切りとかが発祥でしょうから大規模な気象変動がなければ多分結果としてそうなるのでしょうか。

　それにしても、また大きな台風がやってくるようです。
　アンテナを上げようかと思うと台風が向こうからやってきます・・・
　風圧を考慮して不要になったアルミ製の伸縮する梯子を利用した自作「アルミ梯子タワー」ですが、保険も加入しているとは言えやや不安です。

　オーソドックスにＴ２ＦＤにしようか思案中です・・・

大納言・・・

　一昨年に母親を見送って、今年の酷暑の中父親を見送りました。

　昨日今日と当地では年に一度のお祭りです。
　生まれ育った生家から徒歩で１分ほどの神社の祭礼でしたが、いまはユネスコの登録遺産になったためか大変盛大になりました。

　母親はこの時期には赤飯を炊いて、煮物を作っていました。
　私の学生時代はこの時期になると友人達が何人も泊まりにきました。
　父親母親はそんな友人達を嫌な顔一つしないで歓待してくれました。

　私は兄弟二人でしたので、いわゆる母親の味を継いだのはいませんでした。
　還暦を過ぎると味覚も老化するのか、だんだんとそんなものが食べたくなります。

　先日乾物類をしまってある戸棚を整理していたら奥から「十勝大豆」と「大納言」が沢山出てきました。
　たぶん父親が元気だったころに置いて行ったものだと思います。
　父親は現役の頃は雑穀の卸業をしていました。
　やたらと「豆類」には詳しくて、今回出てきた「十勝大豆」と「大納言」もその一部でした。

　その残った豆類で赤飯を炊いて、おしるこを作ろうと試してみました。
　ネットで調べて作ってみると、意外と簡単に出来ました。

　母親と父親は天国でアトムと散歩しながらお祭りを見ているかもしれませんね。

続・白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり・・・

　２年ぶりの人間ドックが無事終了して、担当Ｄｒからは「当日判明している範囲では異常所見はありません！」とのことでした。

　還暦を過ぎて、あれほど悩んだ「痔」も「水虫」も「弁膜症」も完治しました。
　あんなに酷かった「花粉症」や「喘息」も現役サラリーマンを辞めて、ストレスに開放されたと同時に出なくなりました。
　あと待っているのは、「前立腺肥大」と「痴呆」ぐらいでしょうか・・・

　ということで、また一年頑張ろうと酒屋さんに久しぶりで行きました。
　いつもは、ホームセンターでコスパのいい純米酒ですが、今日に限っては自分へのご褒美に、諏訪の眞澄の純米生酒を購いました。
　単純計算でいつもの純米酒より４倍近い価格です。

　酒の肴はというと、やはりフロフキ大根でしょう。
　銚子産の煮干しと根室昆布と沖縄のミネラルたっぷりの海水塩、それに当地の大根。
　保温鍋で４時間ほど大根に浸かってもらい、眞澄はお気に入りの大ぶりの利き酒用のぐい飲みに注いで・・・

　もう、「白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり・・・」しかありません。

　ああ、幸せ！！！

人間ドックで３kg痩せる・・・

　一昨日の人間ドックから４８時間経過しました。

人間ドックでは胃の検査でバリウムを飲みます。
最近はイチゴ味のバリウムが多いようです。
どうも私はバリウムとの相性が良くなくて、排泄に毎回苦労します。

尾籠な話ですが、排出に固くなったり、反対に軟らか過ぎたりと・・・
そんな訳で、検査終了後に下剤をいただいて半日ほど休息します。

加齢の為か最近はかなり効果が出すぎて、お腹が凹むくらいの絶大な効果があります。
今回は効果てきめんでした。
最少秤量５０ｇの体重計で測定していたのですが、なんと３，０００ｇ＝３ｋｇも体重が落ちたのです。

よくドラッグストアのＰＯＰに「宿便が３～４kg」なんて書いてあるのを見ると、「そんなあるわけないだろ！」と思っていましたが・・・・
３ｋｇというと、今拙宅で飼いはじめた猫たちが大体そのくらいです。

まあ、ほとんどが水分だとは思いますが、それにしても・・・
最少秤量が５０ｇの体重計で排出前後の体重を測定してみると、意外に排泄物が「重い」事が判ります。

やはり、減量するには食事も大切ですが、ある程度精密な体重計で毎日測定するのが王道ですね。
今年の年内にＢＭＩ＝２２くらいを目標にしましょう。

人間ドック受検・・・

　今日は二年ぶりの人間ドック受検でした。

　昨年はもうこの時期には心臓手術の日程が決まっていたので人間ドックどころではありませんでした。
一年空けての人間ドックはそろそろ加齢現象もあるので配偶者と一緒に受検しました。

　現役時代とは異なりストレスも無くなりリタイア後も意外と運動量が多いので結果は良いのかな？の半ば心配していました。

　２時間余りの検査終了後にドクターの講評の面接を受けましたが、年齢相応で検査数値はすべてクリアーしていました。
血圧・血糖値・γーＧＰＴ・心電図すべてクリアーでした！！

　特に検査前に酒量制限や食事制限、無理な減量無しで受検しました。
健やかに生み育ててくれた両親に感謝することしきりです。

　検査結果のご褒美に奮発して久しぶりの純米生酒の諏訪の眞澄を購いました。
酒屋のオジサンには、検査結果の報告をしておきました。

　やはり、受信機と日本酒は信頼できる日本製がいいですね！

知的and肉体労働・・・

　ここのところ数日間物置に籠もっています。
人生最後のシャック（無線室）を作るべくホームセンターでパインの集合材を購入して亜麻仁油を刷り込んで乾燥させて組み合わせて・・・

　図書館や勉強机は日本人の平均的な体型からすると椅子が40cm机が70cmの高さで標準偏差内に収まります。
　送信機や受信機を置くと机の高さは70cmはやや高すぎます。
ましてや縦振り電鍵を取り扱うとなると65cm位が丁度いい高さなのです。
丁度いい高さがどのくらいなのか悩んだ挙げ句にというか、送信機や受信機の重さに耐えられる様にしたら丁度リンゴ箱を重ねて使用するのがいいことが判りました。
コストパフォーマンスの点からもベターな選択でした。

　レイアウトはそのようにしても、ローパスフィルターやコモンモードフィルターを置いたり、同軸ケーブルが10本以上も必要になってくるので、両端にコネクタをつけた同軸ケーブルも作らなくてはなりません。
　久しぶりの半田ゴテもヤスリで磨いてなんとか同軸ケーブルを作成しました。

　残すは、アンテナの処理だけです。
もうこの期に及んで台風は来ないことを祈って3.5MHz～50MHz帯のアンテナを4種類出来れば揚げようと考えています。

　大工仕事や配線工事・・・
半世紀前の工業高校の時に勉強したことが還暦過ぎになんとか役に立っています。

白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり・・・

　だんだんと夜も涼しいから寒くなり、熱燗が美味しくなってきました。

　酒飲みの私ですが、四季を通していただくのが熱燗です。
でも今年の様に酷暑の夏はキンキンに冷蔵庫で冷やした発泡酒でした。
キンキンに冷やすと雑味の成分が落ち着くのか発泡酒の方が美味しいのです。
加えて安いし・・・・

　これからは、いよいよ熱燗の季節です。
ラブラドル犬３頭を相手にして飲んでいたのですが、今年は猫を膝の上に抱いて飲むようになるのかもしれません。
子供の頃に父親と銭湯に出かけた帰りに酒屋での角打ちを父親がしていたのが記憶の底にあるせいか、落ち着いて酒を飲むというのが性に合いません。

表題の様に老成した飲み方はできませんが、海外の短波放送を船舶用の業務用受信機で聴きながらいただく熱燗はなんともいえません・・・
なんともオタク的な飲み方ですが、ＴＶや好きなビデオを見ながらや本を読みながらと人によっていろいろな好きな事をしながらですから、まあまっとうの部類に入るのかなと思いますが。

　でも、「白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり」なんて粋な飲み方をしてみたいですね。

カリンが４つ・・・

　
　今年は台風が毎週の様に日本列島を通り抜けていきました。
今回の２５号も連休の真ん中の日曜日あたりに関東地方に来そうです。

　拙宅の果樹も剪定してしまわないと大変なことになります。
カリンの木を剪定していたら、今年は大きな実が４つもありました。
台風が来たら多分落ちてしまうと思いカリンの実を採取しました。
　ほんの狭いところに植えたためか根を張って毎年２個から３個のカリンを実らせてくれました。
毎年毎年この時期にカリン酒を作るのが楽しみになっています。

別に咳が出たときに飲む訳ではありませんが台所の収納庫に１０本以上のカリン酒が眠っています。
息子たちが飲むのか孫が飲むのかわかりませんが実る限りはカリン酒を作ろうと思います。

My wife brought me her two cats to look after・・・

　いよいよ神無月に入り朝晩はさすが涼しくなりました。
朝方は涼しいよりも寒い感じがします。
羽毛のシュラフに潜って寝ているとこの時期の涼しさがなんとも言えません。

　飼養しているラブラドル犬２頭も階段の上り下りが難しくなり、階下の部屋にキャンプ用のベッドを設営してシュラフを敷いたところ、その上に２頭で寝るようになりました。
床からの高さと寝転がる位置関係が大型のラブラドルにはちょうどいいのでしょうか。
今年はもう私のベッドに犬達が来ないのは寂しい気がしますがおかげで熟睡出来そうです。
一時は大型のラブラドル犬が３頭ともに私のベッドに潜り込んで来ましたからその時から比べれば楽です。

　今年は加えて妻が連れてきた猫が２匹加わりました、真っ黒と白黒ブチの金太郎と桃太郎です。
我が家に来てから４ヶ月余り経ち、ようやく懐きました。
いまでは、犬達とキャンプ用のベッドに寝るようになりました。
子猫の時に親猫から捨てられたためか、最初は人も犬も大変怖がっていたのですが、慣れてきました。
動物を飼養することは、最後まで面倒を見なければなりません。
　息子たちが小さい頃からたくさんの動物の面倒を見てきました。
ニワトリ、アオダイショウ、カブトムシ、ノコギリクワガタ、ヤモリ、ハシブトガラス、ギリシャリクガメ、イシガメ・・・・

　思い出せばまだまだ出てきます。

日付の修正・・・

　暑かった夏も台風と共に過ぎ去りました。
朝晩は涼しいのだけれども、日中はまだ３０度近くなり「残暑」という漢字がなんとなく理解できます。

　我が腕時計は４０年以上も使用しているダイバーウオッチなので３０日までの月の翌月は持ち主の手で日付を修正しなくてはなりません。
昨日も時計を見て、今日は３１日かと錯覚しました。

　もう、ベルトも５回以上交換したし電池交換も裏蓋に刻印してある数から８回はしています。
交換して貰うたびに、「もうパッキンが生産していませんからこれが最後です・・・」と言われる始末です。

　４０年以上も左腕にしていると、なんだか相棒みたいになります。
初めて左腕に着けた２０代初めのころには、血圧だとか血糖値の値を気にしなくてよかったし、バイクでツーリングしていた時も何回も助けてもらったし・・・
　ただ重いのとワイシャツの左手の袖口がすぐボロボロになってしまい、それを自慢するかのように袖口がボロボロになったボタンダウンを着ていました。

　還暦過ぎの爺さんには不似合いかもしれないダイバーウオッチですが、壊れるまで使って最後は縦振電鍵と計算尺と一緒に骨壺に入れてもらいましょう。