先週始めに結婚○○周年記念で、東北地方1周に出かけましたが、楽しみにしていたのが、東北地方の酒蔵探訪とHFでの移動運用でした。
ところが、出かける直前になって、もう20年も使用していたFT-850がウンとスンとも言わなくなりました。
カバーを開けてみると、20年も車に積んだりして、劣悪な環境にあったためか、埃と砂と・・・さらには、コネクター類が錆だらけでした。
CWのキージャックもABS樹脂だと思うのですが、劣化していてピンセットでつつくと、バラバラになりました。
ブロアーでゴミを出して、組み立てても受信はカスカス。
仕方ないので、東北旅行は、前者の目的だけになりました・・・・
旅行中にもしやと思い、Y社の修理部門に電話したところ、「生産中止して10年以上経過しているので、難しですね・・・・」とのこと。
購入して20年も経つとそうですね、真空管の時代なら回路図を追えるのですが、もう老眼の体では無理です・・・・・
旅行中に、鶴岡から月山の方に向かっていたところで、「結婚して○○年、無線機も20年、俺もよく頑張ったよな・・・」と独り言を言ったところ、「そうね、ご褒美にいいんじゃない! 子供の冬期講習より安そうだし!!」、このときばかりは、配偶者が結婚以来で「一番美しく!」見えました、月山も鳥海山も比較になりませんでした。
アマチュア無線を始めてからの無線機は、TS-520S、TS820S の中古と TL-922, FT-757GX, FT-850, FT-840の新品と使って来ましたが、現用のFT-850が故障して、やはり15年選手のFT-840のみになりました。
今は、今月のCQ誌の付録と各メーカーのカタログを夜寝る前に穴が開くほど見ています。
若かった頃と異なり、選定基準の一番目は、「周波数が見やすいこと!」、二番目は「スイッチが使いやすいこと!」そして、三番目はなによりも「耳が良いこと!」です。
従事者免許を考えると、短波帯を使えればなんでもいいのですが、最後は「配偶者の一言」で決まります。
購入したら報告します。