師走のゴキブリ達・・・

今年は師走の寒波という天気予報が出ていますが、ここ埼玉の辺地でもこの１週間は早朝の外気温は０度以下の日が続います。
昨日は息子達が集まったので、２年ほどほったらかしにしてい車庫の煉瓦を積み直しました。
その数５００個余り・・・
駐車場のスペースは４台ありますが、トレーラが２台とトーイングのスバルがあり、いつかはもう一台のスペースを作らなくてはと思いましたが、何せ５００個余りの煉瓦を敷き直すと思うと腰痛の激化は避けられません、年始から寝たきり爺さんは避けたい！

でも息子の力を借りて、なんとか半日を要しないで駐車スペースを確保できました。
煉瓦を５００個余り敷き詰めると、古いウッドデッキと組み合わせると写真の撮り方によりますが別荘のような感じになりました。
来春には、物置から出てきた２０年以上も前のテントを２張りとタープを張ってみたくなりました、孫でも遊びに来たらキャンプかな！

　さて、ゴキブリの話ですが、積み重ねてあった煉瓦の山を敷き始めたら・・・
ゴキブリが冬眠中でした、その数３０匹ほど、いわゆるヤマトゴキブリですが、成虫もいればまだ卵から孵化したばかりも・・・
そういえば息子達が小学生だった頃に雑木林にバナナトラップを仕掛けて早朝に起きてカブトムシを捕虫に行ったら、何百匹ものヤマトゴキブリがバナナトラップにかかっていたいたことを思い出しました。
冬眠中で可哀想なので、大きめのシャーレに入れて実体顕微鏡で観察すると、ゴキブリもカブトムシやミヤマクワガタなんかよりも迫力がある感触がします！

息子の配偶者達はキャーキャー言っていましたが、どうして女性はゴキブリに嫌悪感を持っているのか不思議ですね！！
カブトムシやミヤマクワガタがキッチンの隅にいたら、捕まえるのでしょうか？
ゴキブリは何億年も進化の過程で生き残ってきたのですから、もう少し評価されてもいいのかなとは思います。

年末の大晦日ですが、久しぶりの昆虫少年になってしまいました。
今日はこれから短波帯の垂直アンテナを組み立てて来年に向けて屋根に揚げる予定です。
気持ちを昆虫少年から無線爺さんに切り替えなくては・・・

因禍爲福 成敗之轉 譬若糾纆・・・

　いつまでも若いと思っていたら、いつの間にか前期高齢者になり、介護保険被受給者証が市役所から送付されてきたときには、誤配送かと思っていましたが、宛先を確認したら、間違いなく自分宛でした・・・

いままで、いろんな事がありました。
いろいろな失敗事がありました、「あのときこうしていれば・・・」、「あのときに本当の事を話していたら・・・」と思いあたることが沢山ありました。

でも、今この年齢になってから改めて考えると、「禍福は糾える縄のごとし」でした。
配偶者は若い頃からいつも「人生塞翁が馬」と達観していましたが、そこまでは賛同できませんでした・・・

この頃は、「禍福は糾える縄のごとし」という確か史記のなかの一文だと思いますが、「ウンウン、人生そうだよな！」と思うことしきりです。
やはり、失敗の経験を多く積み重ねないとここまでは行かないのかもしれません。

今年もいろいろな出来事がありました。
我が身においては、３年前の心臓手術以来の酷い腰痛が治まりません・・・
心臓は完治したのですが、ＩＣＵに長時間いたためかどうもいけません。

来月は配偶者の入院手術も予定されているし、忙しい年始になりそうでもあります。

道楽は世界中どこでも・・・

昨日は朝早くから、お隣の市の河川敷公園に集まりＩＳＳのＳＳＴＶの受信をしていました。
４０代から６０代までのいいおじさんが４人集まり、キャンプ用のテーブルに大きなモニターやＰＣ、ＶＨＦやＵＨＦ帯のトランシーバーをそろえて、発電機をブンブンと回していましたから、公園に遊びに来た親子は？？？？と思っていたかと思います。
ＩＳＳからのテレメータを受信して、ワーワーとおじさん達が話していた様子は、さぞビックリしたのかなと思います。
まあ、他の公園利用者にはご迷惑はかけていないのですが・・・

今日、我家に届いたＱＳＴの１月号も表紙は大型の４輪駆動車にＵＨＦ／ＶＨＦのアンテナを付けて雪原で何処かと交信している表紙でした。
題して「Winter Pursuits」でした。
日本でも、アメリカでも道楽を楽しんでいるおじさん達はたくさんいるんだなと、妙に納得しました。

たかがアマチュア無線ですが、されどアマチュア無線でした・・・

今年はISSで始まりISSで終わる・・・

今年もあと残すところ５日間で終わりです・・・

世界的には、ＣＯＶＩＤ－１９で始まりＣＯＶＩＤ－１９で終わると表現した方が、今年は適切なのかもしれません。
本当にパラダイムシフトと言っても言い過ぎでは無いようなこの一年でした。

還暦を過ぎて、もうどちらかというと古稀に近い年齢になりましたが、道楽の道では今年は私にとってはＩＳＳで始まり、ＩＳＳで終わりました。

１月はアリススクールコンタクトのお手伝いで小学校の５階の屋上で、Ｆ９ＦＴのアンテナの調整をして、頭上４００kmのＩＳＳを目指して電波を飛ばしたこと、同軸ケーブルも８Ｄを５０mものを運んだあの重さ・・・
でも、ＩＳＳと交信出来た小学生の笑顔を見たら、爺さんの疲れは吹き飛びました・・・
思わず涙が出てしまいました・・・

そして、今日はＹ先生のご指導の下で河川敷の公園でＩＳＳのＳＳＴＶの受信実験でした。
半世紀前の高校生の時にクラブ局で短波帯で片言の英語で海外と交信出来た時以上の興奮でした。
古稀近くなっても、成功体験は自己肯定感につながります。

これからも、ボケないでサイクル２５を楽しみに迎えたいと思います。

専業主夫・・・

ＰＣの言語はＡＴＯＫをもう１０年以上も使用しています。
意外と使用言語を聞くと、気にしていない人が多いようです。
別にＩＭＥが悪いと言うような批判はしませんが、やはりＰＣの入力にはＡＴＯＫが辞書機能も充実しています。

　さて、「専業主夫」ですが、ＡＴＯＫで入力すると、すぐ入力出来ます・・・
私は結婚してから、３０年余り所謂「専業主夫」です。
そもそも、帰宅が早いほうが晩飯を作る議論から始まりましたが、朝ご飯から昼の弁当、晩御飯の支度は担当するようになりました。
子供達が保育園に通園するようになり、当然ながら４人分のお弁当も作るようになりました。

もう、古稀に近い年齢になりましたが、だいたい冷蔵庫を開けると、レシピが浮かぶ様になりました。
息子二人も、父親の背中を見て育った為か、フライパン一つで、何でも出来る様になって巣立ちました。

まあ、これからは自分の飯も家族の飯も作れる「主夫」が居ないと、困りますね。

年末の時間を持て余す・・・

還暦も過ぎて何年も過ぎたのですが・・・

年末のこの時期になると、年末の時間を持て余してしまいます。
高校生の頃から年末年始は殆どアルバイトに費やしていたためか、なんだか年末年始は自宅に籠もっているのが不思議な感じがします。

ましてや、クリスマスイブ辺りからはこんなにボケッとしてていいのかなと、昼酒に手が伸びてしまうかも知れません・・・
高校生の頃から年明けにアルバイト代が入ると、都内の書店に出かけて読みたかった本を買って読みふけるのが楽しみでした。

本業をリタイアして比較的自由な時間が増えたのですが、だんだんと物事に対して行動を起こすのが億劫になりました。
視力も落ちてきたのか、机の上の本も積もってきて、読みたい本を取ろうとするとＰＣの上に雪崩のごとく崩れてきます・・・

こんな状態を早く抜け出さなくてはと思いますが・・・

赤いチューリップ・・・

ここ１年半ほどラブラドル婆犬の介護で２０時就寝２時起床の生活が続いています。
１２月に入り余りに寒いので冬山用の羽毛のシュラフをインナーにして、シュラフ４枚に蓑虫の様にラブラドル婆犬と寝ています。
もう１６歳ですからラブラドル犬としてはかなりの高齢になりました。
かかりつけの獣医さんには、「よく世話をしているからですよ！」とのことでした。
ラブラドル犬３頭がいたときは、寒い晩には３頭が私のベットに潜ってきましたから、それに比べればたいしたことはありませんでした。

ここのところ暖かい風の無い日が続いたので、チューリップの球根を植えました。
ホームセンターでオランダ産の赤いチューリップの球根がワゴンセールであったので、６０球入ったのを購いました。
父親が元気だった頃に、毎年年末に猫の額の様な庭に赤いチューリップの球根を植えていました。
それを息子はすり込まれたのか、ここのところ数年はプランターに赤いチューリップの球根を植えています。

日の当たる場所に置くと春の彼岸の頃には毎日驚くほど伸びて、ある朝あのチューリップの花が咲くのです。
今年はプランター７つに６０球を植えましたから、来年の４月は我家の玄関はさぞ華やかになるかと思います。

咲いたら父母の眠る墓前に持参しようかと考えています。

年賀状が無事終了・・・

両親・岳父丈母の介護が１０年ほど続き、喪中葉書が３年続いていたので年賀状も、もうそろそろと思いましたが、しばらくぶりで近況をしたためた文章をまとめて年賀状にしました。

同世代の友人達もメールやＬＩＮＥを通じて、ご両親の介護で再雇用の仕事も辞した連絡がありました。
私や配偶者の親の様に、昭和一桁の年代のご両親がちょうどその年代の最中になっているのでしょう。

最近はＳＮＳやホームページで年賀状代わりで済ませてしまいますが、時代が進むとだんだんと年賀状も形が変化して行くと思います。

もうそろそろ、欠礼のご挨拶を出す事を考えなくてはいけない時期にきているのかなと考えます。

年末の贅沢・・・

今年も後残すところ１０日余りとなりました。

現役の時からですが、年末にはよく働いた自分にご褒美をプレゼントをすることにしていました！
まあプレゼントと言っても、本屋さんで来年の１月号を購入する事ぐらいですが・・・

現役時代もそうでしたが、趣味の新年号を購入するのが定例でした。
先ず、CQ誌、次いで天文ガイド、次にBIRDERになります。
例年新年号には、特別付録が付いて、その趣味に関わる手帳やカレンダーが付録で付いて、特別価格になります。
現役時代から多趣味でしたが、年金生活になり、可処分所得が限られると趣味の周波数帯域も狭帯域になり、だんだんと狭くなります・・・

いつも行く駅前の紀伊國屋書店に行き、購入予定の書籍が有るか聞きましたが、ものの１０秒も要しないで、探していただきました。
今回はカテゴリーの異なる３冊でしたが、店員の若い女性は階が異なるのですが、「先ほどのお客様ですね！」と反芻されてしまいまいした・・・
更には、「今日の書評にありましたね！」なんて言われてしまうと、爺さんの読書傾向が判明してしまい、「アドレスを教えて下さい？」なんて事態になりそうな気がします・・・

爺さんの年末の妄想でした・・・

ふだん引き籠りの爺さんには、年の離れた若い女性に、些細なことでも覚えていただけるのは新鮮な事象です・・・

沢庵の漬け込み・・・

ここのところ、配偶者の入院前検査や私事でＰＣに向かう時間もありませんでした。

遅れていた沢庵をようやく漬けることが出来ました・・・
今年は干し過ぎたせいか、大根がかなり干からびてしまいました。
昨年の記録を見ると塩分が６％でしたので、大根と使用する糠と粗塩を計算尺で計算してから漬け込みました。
一応理系の勉強をしたのでその辺りは計算しましたが、大根の生育状況やその年の状況によって味はかなり変動します。

　今年は柿の不作の年でしたので、ご近所からの頂き物が無くて、今年は柚子をかなり一緒につけ込みました。
亡き母がこの時期に数百本の大根を浸けていた頃には、干し終えた大根を運ぶのは長男の役目でした。
漬ける順序や塩分の量は母親なりのあんばいでしたが、毎年大晦日の日にいただく沢庵は美味しいものでした。
アメリカ生まれでアメリカ育ちの母親にしては、「適当」な分量の采配が、今思うと美味しい沢庵が出来る根底だったのだと思います。