「移動運用とイスラム教」なんて書くと、とうとうLKR日記も・・・
と思われますが、つい先日の出来事」でした。
平日の午後に自転車で30km程のサイクリングを始めました。
体重と血糖値の減少を目標にしていますが、なかなか目標値には及びません・・
約2時間の行程ですから、結構な運動量だとは思いますが、継続は力なりを考えてのことです。
無論、使用する自転車はホームセンターで購入した、外装6段変速の「爺チャリ」です!
使用するトランシーバは年金生活から捻り出したFT-817です。
毎回自転車で走行している、河川敷のベンチでCQを出していると・・・
同じ河川敷で、地面に土下座している青年がいるではないですか????
その青年は浅黒く日焼けした青年でした。
私も移動運用でしたから、声をかけることも出来ないでいました。
アッと思い出しましたが、学生時代に宗教学の一般教養の授業を受講したときに、イスラム教の信者は日の出から日没までの間に5回の礼拝をするとの事を思い出しました。
その時に持っていたSILVRのコンパスを見ると、確かに西の方角でした。
時間は午後ですから、多分メッカの方角に向っての礼拝だと思います。
日本の爺さんは宗教心も無くて、「CQDX・・・」なんてモールス信号をQRPでやっているのに、この青年は故国の方向に向って地面にひざまずいて祈っている・・・
何となく、今回の出来事はノホホンと平和惚けと暮らしている爺さんに衝撃でした。