台風15号が来ていますが、今回の名称はタラスという名前が付言うことです、タラコではなくタラスでした。
台風の時には、我が家の葡萄畑の葡萄も収穫しないと、毎年の様に台風一過のあとが落ちた葡萄と落ち葉の掃除で大変でした・・・
1週間も掃除をしないでそのまま放って置くと、発酵が進むためか狭い庭がワイン臭くなり大変でした。
葡萄は息子が小学校卒業の記念として、庭に植えて20年近く経ちますが、今では車庫の夏の日除けになっています。
今年は春から肥料や剪定を丁寧にしたためか、8月には実がたわわになり、ブドウ棚が落ちてしまいました。
そんなこんなで、台風14号が来る前に葡萄の収穫をしましたが、質量を量るとなんと12kg以上もありました。
見かけの良さそうな房は、ご近所に配りましたが、残りをどうしようかと思案しましたが、ワインを醸造することにしました。
ワインの醸造なんてと考えますが、ビールや日本酒のようにいわゆる「糖化」のプロセスもありませんから、簡単にできます。
実は、息子が農学部に在籍していましたから、入部していたアメフトの試合見学のたびに大学の生協に寄って、発酵学の専門書をかなり購入しました。
本当は無線工学の書籍が欲しかったのですが、発酵関係の書籍のほうが面白くてそちらに興味がありました。
ワインの醸造は収穫した果皮には自然の酵母があるので、破砕して「果もろみ」を作り、アルコール発酵をさせて、圧搾を行い丈夫な入れ物に入れてマロラクティック発酵をさせるとリンゴ酸が乳酸に変化します。
そんなこんなで、ここ数日は、毎日2回ほど発酵状態を観察していますが、かなりの発酵をしています。
目分量ですが、なんとか6リットルほどの赤ワインが出来そうです。
配偶者は葡萄ジュースがいいと話していますが、葡萄ジュースよりもワインのほうが美味しいので却下しました・・・
アマチュア無線も良いのですが、受信機やアンテナを作製することよりも、作った後に美味しいワインが「呑める」のがいいですね!
今年は新米で美味しいドブロクもまた試作してみようと思います。
アマチュア無線もワインも「自作」で「自己消費」が一番ですね。