MLBの「ナックル」投手ウェークフィールドが、初のオールスター選出だそうです。
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「ナックル」投手、42歳で初の球宴=安定感増し、既に10勝
揺れながら変化する「魔球」ナックルボールを操る投手として知られる米大リーグ、レッドソックスのティム・ウェークフィールド投手が、42歳で初めてオールスター戦のメンバーに選ばれた。今季はア・リーグのトップに並ぶ10勝(3敗)。不振が続く松坂大輔らを尻目に、堂々と投手陣を引っ張っている。「非常に名誉なことで、身の引き締まる思い。興奮と緊張の両方があり、いろいろな感情がわいてくる」。通算188勝を誇る右腕も、初めての経験に緊張が交じった喜びの弁となった。今季は武器のナックルボールの制球が安定し、新たにコンビを組むコッタラス捕手との相性も向上。3日のマリナーズ戦では、383試合目の先発登板を果たし、ロジャー・クレメンスの球団記録を塗り替えた。42歳での初選出は、黒人リーグの大エースだったサッチェル・ペイジが1952年に46歳で出場して以来の最年長。メジャー昇格から18年目の右腕は「プロとして一度はオールスターの舞台に立ってみたかった。選んでくれたマドン監督(レイズ)に感謝したい」と感慨深げだ。 「ふさわしい服装や振る舞い方について経験者に聞き回っている。いろいろなことを考えてしまうね」と落ち着かない様子も。14日の夢舞台へ、気持ちは高ぶっている。(ボストン時事)
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ウェークフィールド投手は私の好きなピッチャーの一人ですが、今までオールスターゲームに出ていないというのを初めて知りました。日本であれば通算180勝以上もしていれば、当然何度か出ていてもおかしくないと思うのですが、他の選手達が凄いということなのでしょう。また、42歳での初選出というのも、日本のプロ野球では有り得ない話ですから、大リーグの懐の深さを感じます。とにかく、今年のオールスターが楽しみになってきました。
ちなみにナックルボールと言えば、フィル・ニークロ投手が有名です。弟も大リーグでナックルボールを投げていて、兄弟で500勝以上挙げているそうです。恐るべき魔球です。
魔球と言えば、松坂投手の魔球「ジャイロボール」はどこへ行ってしまったのでしょうか。