ブコウスキーの郵便局職員時代の自伝的小説。
「これはフィクションであるため、誰にも捧げられない」という最初の言葉がオカシい。小説の表紙の常套句を茶化しているところから、何となく期待させるものがある。
ブコウスキーは過酷な郵便集配人を15年以上も勤めた。普段は酒・女・ギャンブルに溺れながらも、パートから何とか正職員になって仕事を勤め上げ、辞めるまでの経緯を面白おかしく、やや自虐的に書いている。気分が滅入った時にこの本を読むと、気分転換になって厭なことが忘れられる。彼のような人生も面白そうだが、日本でやるとまず変人扱いされて無視されるのは間違い無い。彼の辞書には「世間体」という言葉は無さそう。
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