今年の2歳G1は、アジアエクスプレスが優勝しました。
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【朝日杯FS】アジアエクスプレス、3連勝で重賞初制覇(スポーツ報知)
第65回朝日杯FS・G1(15日・芝1600メートル、中山競馬場、良) 2歳馬16頭が出走して行われた。レースは、ダート2戦2勝で4番人気に推されたアジアエクスプレス(ムーア)が直線で抜け出し、1分34秒7のタイムで、重賞初制覇を飾った。2着はショウナンアチーヴ、3着はウインフルブルーム。1番人気のアトムは5着。地方馬プレイアンドリアルは7着に終わった。
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今年の2歳G1は、来年のクラシック候補になりそうな馬が回避して、重賞勝ちの牡馬がいないという混戦のレースでした。牝馬や地方馬の参戦等、レース前の話題は多かったのですが、その中でこれまでの2戦はダートしか走っていなかったアジアエクスプレスが、芝でも強さを見せて優勝しました。下馬評ではダートで強いのは判っていましたが、芝適性がどうかという疑問がありました。しかし、この馬は適性云々というよりも現時点では、能力が一段上と見たほうが良さそうな、そういう走りだったと思います。来年のクラシックで、今回出走しなかった馬との対戦が楽しみになりました。
応援していたのは、地方馬プレイアンドリアル。良い位置でレースを進めましたが、坂で失速した感じで、期待していただけに残念な結果でした。でも東京のレースを見た印象では能力は充分なので、コース等の条件次第でもう少しやれると思います。また来春クラシックに出てきた時は、応援したいと思います。
また九州産馬テイエムキュウコーにも注目していましたが、レースでは出遅れが響いて見せ場なく終わってしまいました。シンガリ負けで、急行ではなく鈍行の走りでした。全体的に能力が他の出走馬とは1クラス違う印象で、距離も中山のコースも合わない感じです。九州産駒の代表として、今後の成長に期待したいです。